次期型エクストレイル、量産ボディの細部が見えてきた
日産は、4月の長期ビジョン説明会にて、公開した「エクストレイル」(海外名:ローグ)次世代型を予告したが、量産型プロトタイプのテストも佳境に入っているようだ。

日産のミドルサイズクロスオーバー・エクストレイルは、初代が、2000年に発売され、現在も海外では「Rogue」(ローグ)の名で販売されている。第4世代となる現行型ローグは2020年に北米で登場、日本では2022年にエクストレイルとして発売された。

日産が示唆した次期型プロトタイプとテスト中の量産型を比較すると、フロントエンドに顕著な違いがみられる。量産型では、デジタルVモーションの一部も見えるが、ボンネットとヘッドライトの境目に段が存在している。また、下部フロントリップは、量産型では若干厚みがあることがわかる。
側面では、ドアノブ、キャラクターラインが一緒だが、量産型はリヤクォーターウィンドウがカモフラージュされ、最終形状がかくされている。さらに、長期ビジョン説明会で明確に公開されなかった、リヤビューも見てとれる。LEDテールライトは、斜めのLEDブロックの一部が露出、リヤウィンドウには、コンパクトなワイパーが装備されている。
多くのユーザーにとって、ハイブリッド化は朗報だろう。燃費の向上はもちろん、場合によってはパフォーマンスの向上ももたらす。コンパクトSUVはその好例で、多くのモデルがハイブリッドパワートレーンを追加したり、完全にハイブリッド化したりして、これらの明らかなメリットを享受している。2027年モデルのエクストレイルも例外ではない。
第3世代e-POWERで“EVライクSUV”へ進化
次期型には、第3世代「e-POWER」が搭載される。詳細なスペックを公開していないが、1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンと組み合わされ、最高出力300ps(4WDでは330psに向上)を発揮、燃費が最大10%~15%向上すると予想されている。なお、4WDバージョンには電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」の最新世代が採用される。
これは、航続距離延長型EVに近いモデルだ。電気モーターのみが車輪を駆動し、小型ガソリンエンジンはバッテリーを充電するためのオンボードジェネレーターとして機能する。つまり、エンジンは発電専用だ。。
ブレーキにも重点が置かれているようだ。ローグe-POWERには、アクセル操作だけで停止まで行なえるワンペダルブレーキが搭載されており、まるでEVに乗っているような感覚だという。センターコンソールのボタンを押してワンペダルドライブを起動し(調整機能はありません)、アクセルペダルを離すだけだ。
車重は公表されておらず、日産はまだ車両重量を公表していないが、バッテリーパックとデュアルモーターを搭載しているため、ハイブリッドモデルは現行のガソリンモデル(車重約1,678kg)よりも重くなっているのはほぼ確実だろう。
この重量増が、乗り心地に若干影響を与える可能性があるが、ハイブリッドシステムによってレスポンスが向上し、ステアリング、ハンドリング、ブレーキの改良によって、より洗練された走りが期待できる。
エクストレイル次期型の日本発売は、最速で2026年内。価格はハイスペック電動化により10~15万円のアップとなりそうだ。
















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