このほどマツダは、米国特許商標庁へ新たな名称を商標登録したことがわかった。

マツダ CX-30

マツダは既に米国ではCX-30、CX-5、CX-50、CX-70、CX-90といった複数のSUVを販売しており、日本市場では、CX-3、MX-30、CX-60、CX-80などが提供されている。これらのモデルの多くは外観が非常に似ており、見分けるのは難しい場合がある。しかしマツダは現在のラインアップで満足するつもりはないのか、あらゆるニッチ市場に異なるSUVを投入するという戦略をさらに強化して行くようだ。

マツダ CX-30

マツダは2026年2月27日、米国特許商標庁に「CX-40」の商標登録を出願しているが、これはCX-30とCX-5/CX-50の中間に位置するモデルが開発される可能性を示唆している。さらに驚くべきことに、「CX-10」や「CX-20」といった追加モデルの開発を進めている可能性もあるようなのだ。

現状、CX-40が、どのプラットフォームをベースとするのか、どのエンジンを搭載するのかは一切不明だ。一つの可能​​性としては、2016年にマツダが中国市場向けに発売した旧型CX-4のように、より低いプロファイルとルーフラインを採用した車を開発することが考えられる。CX-4はSUVとステーションワゴンを融合させたような魅力的なデザインだったが、マツダの現行ラインアップには確かにこのようなモデルが加わる余地はあるかもしれない。

商標データベースで確認できたのは「CX-40」の名前だけではない。「CX-10」も登録されており、マツダの命名規則を考えると、もし仮にマツダが最小サイズのクロスオーバーを開発するなら、この「CX-10」がそれにあたる可能性が高いだろう。興味深いことに、マツダは2020年に「CX-20」という名称も商標登録しており、老朽化し​​たCX-3の後継モデルとして、この新型車の開発に精力的に取り組んでいる可能性がありそうだ。

これに関して言えば、2025年の『ジャパンモビリティショー』で発表されたマツダの“ビジョンXコンパクトコンセプト”が「CX-10」あるいは「CX-20」として市販化される可能性があるかもしれない。マツダは最近、タイの工場に大型ハイブリッド車の生産拡大のための多額の投資を行なっているが、「CX-10」あるいは「CX-20」と呼ばれる可能性のある車は、そこで生産されるのかもしれない。

同社は現在、CX-30の次期型を開発中とみられるが、今後数年間は、コンパクトSUVの開発が加速する可能性がありそうだ。