Lamborghini Fenomeno Roadster

ランボルギーニ・アリーナでアンベール

ランボルギーニ・アリーナで初公開された、「ランボルギーニ フェノメノ ロードスター」。
ベースとなったフェノメノの公開から9ヵ月、ランボルギーニ・アリーナにおいて「フェノメノ ロードスター」がアンベールされた。

ランボルギーニはごく限られた台数を生産するフューオフモデル最新作「フェノメノ ロードスター」を初公開した。フェノメノ ロードスターは、5月9日から10日にかけてイモラ・サーキットで開催された第2回ランボルギーニ・アリーナにおいて初披露されている。

生産台数は限定15台、リヤミッドの6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンに、3基のパワフルな電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載。そのうち1基の電気モーターは、新開発の8速DCT内に統合され、最高システム出力は1080PSに達する。

フェノメノ ロードスターは、2009年のレヴェントン ロードスターを起点とする限定オープンモデルの系譜を受け継ぐ最新作であり、2025年に発表されたフェノメノをベースに開発。アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEOはフェノメノ ロードスターについて次のようにコメントした。

「フェノメノ ロードスターは先進的なデザイン、妥協を排したパフォーマンス、そして究極の希少性という、ランボルギーニ・ブランド価値を最も純粋な形で体現したモデルです。既成概念を超えた特別な存在を求める、限られたカスタマーのために創り上げられた唯一無二のスーパースポーツだと言えるでしょう」

エアロダイナミクスと安全性を両立

フューオフモデル最新作「ランボルギーニ フェノメノ ロードスター」のエクステリア。
オープントップ化するため、ランボルギーニはフェノメノをベースとしながら、完全新設計の空力パッケージが導入された。

フェノメノ ロードスターは、ルーフレスに対応するためクーペとは異なる完全新設計のエアロダイナミクスパッケージを採用。複数の上部コンポーネントを再設計し、新開発のエアロダイナミクスパーツを追加することで、オープンモデルでありながらクーペと同等のダウンフォース、安定性、車体バランスを実現した。さらにエンジンやブレーキへの冷却性能も確保されている。

フロントウインドウ上部には追加スポイラーを配置。コクピット上部のエアフローを新設計のエンジンベイへと導き、クーペに装備されていたエアスクープがない状態でもリヤのV12エンジンへと効率的にフレッシュエアを供給する。また、室内への乱流や振動も最小限に抑えられた。

開発において特に難題となったのがロールバーの存在だった。ロールバーはパッセンジャーの安全を担う一方で、高速域における風切り音や乱流を抑える優れた空力特性が求められるからだ。ランボルギーニはカーボンファイバー製ロールオーバー構造をスポーツシート後方の可能な限り低い場所に設置し、エアロダイナミクスと安全性を高いレベルで両立した。

新設計のフラットなフロントウインドウ上部には、超軽量カーボンスポイラーをレイアウトし、「Fenomeno Roadster」のロゴを刻印。 ランボルギーニのデザインディレクターを務めるミティア・ボルケルトは、フェノメノ ロードスターのデザインについて次のように説明を加えた。

「フェノメノ ロードスターは、多くのランボルギーニファンが抱いてきた夢を具現化したモデルです。高級感と希少性に満ちたデザインを持ち、『パイロットになったような感覚(Feel Like a Pilot)』を体現しています。同時に、20年以上にわたりランボルギーニのデザインを生み出してきたチェントロ・スティーレの創造力を示すモデルでもあります」

パワフルなプラグインハイブリッドを搭載

フューオフモデル最新作「ランボルギーニ フェノメノ ロードスター」のエクステリア。
6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンに、3基のモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドを搭載し、最高システム出力は1080PSに達する。

フェノメノ ロードスターは、6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンに、3基のモーターを組み合わせた「HPEV」プラグインハイブリッドパワートレインを搭載。エンジン単体で最高出力835PSを発揮し、システム最高出力は驚愕の1080PSに達する。V12エンジンから725Nm、前輪の電動モーターから350Nmのトルクを供給。フロントモーターはホイールを駆動するだけでなく、トルクベクタリング機能と回生ブレーキ機能も担う。

手動調整式レーシングダンパーを装備し、市街地からサーキットまで用途に応じて、車高やセッティングを最適化。ブレーキシステムはモータースポーツ参戦技術からフィードバックされた「CCM-R Plus」カーボンセラミックブレーキを採用し、高速域でも安定した制動性能が確保されている。

航空宇宙分野から着想を得たシャシーは、フェノメノに続き、多層カーボンファイバーで構成された専用モノコックが採用された。フロント構造には特殊素材のフォージド・コンポジットを導入。強大なパワーと軽量構造より、0-100km/h加速が2.4秒、0-200km/h加速が6.8秒、最高速度は340km/h超というパフォーマンスを実現している。

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