大型リアボックスを追加しながらも、全体のシルエットはスッキリ。実用性と世界観を高次元で両立している。

仕様変更のたびに全塗装する徹底ぶり

徹底したペイントワークでミリタリー感を押し出したクロスカブ。オーナーは新車購入時からこのスタイルを構想しており、納車翌日には車体を分解して全塗装に着手したという。

しかも現在の仕様は3回目の全塗装。部分補修ではグリーンの色味が合わなくなるため、仕様変更のたびに車体全体を塗り直しているそうだ。今回は大型リアボックスをボディ同色に仕上げるため、再び全塗装を実施した。

エイジング仕上げに宿るリアリティ

最大の見どころは、まるで長年使い込まれた軍用車両のようなリアルなエイジング塗装だ。

ボディだけでなく、メーターケースやステー類まで丁寧にヤレ感を再現。新品交換したミラーだけが少し浮いて見えるため、「早く周囲と同じ雰囲気になってほしい」と笑う。

シートも単なる張り替えではなく、表皮にエイジング処理を施しながら内部スポンジを高反発タイプへ加工。見た目と実用性を両立させている。

全身をミリタリーカラーで統一したクロスカブ。使い込まれた軍用車両のような雰囲気を狙い、細部までエイジング処理が施されている。

見た目だけじゃない機能系カスタムも充実

独特な外観に目を奪われるが、実はエンジンにも手が入る。

エンデュランス製ボアアップキットによる125cc化をはじめ、φ22ビッグスロットルボディ、他車種流用インジェクター、キタコ製i-MAP、BRD製マフラー&エアクリーナーなどを投入。パワーソースもしっかり強化されている。

エンデュランスのボアアップキットで125cc化。ピーキーパーツ製ビッグフィンを組み合わせ、冷却性能も高められている。

今後はボディへのリベット加工も計画中とのこと。しかし、それを実施するとなれば再び全塗装が必要になる。こだわりはまだまだ止まりそうにない。

ディテールチェック

ヘッドライトガードやフロントキャリアにもリアルなサビ表現を追加。新品パーツを感じさせない作り込みが見事だ。
メーターやステー類も丁寧にエイジング塗装を実施。最近交換したミラーだけが新しく見えるため、早くヤレ感を揃えたいという。
シートはエイジング加工だけでなく、高反発スポンジへ変更。長距離走行時の快適性向上にも貢献する。
BRD製マフラーとボディカラーを合わせたエキゾースト周辺。実用性を重視しながらも世界観を崩さない仕上がりとなっている。

撮影したのはこのEVENT!

「第18回カフェカブパーティin関西」
■日時:2023年5月28日(日)
■開催地:大津湖岸なぎさ公園(滋賀県)

素敵な参加記念品が用意される、事前申し
込み制の有料イベント。適度な参加台数、
中身の濃いステージイベントなどがカブヌシから好評。琵琶湖のロケーションも素晴らしい。


【モトチャンプ】