
東大阪から奈良まで自走! 帰りは積んで帰りました
バイクショップを経営するオーナーが、遊び心から製作したのがこのカブチャリ。ベースは余っていたスーパーカブで、エンジンを取り外し、そのスペースへ自転車用クランクとサドルを装着している。
とはいえ単なるネタ車両ではない。実際に走行可能な仕様へ仕上げるため、人力で漕げるギヤ比を求めて試行錯誤を繰り返したという。バイク用リアスプロケットをフロントクランク側へ流用し、実走テストを重ねながらチェーン長やギヤ比を調整。地道なセッティングの末、実用的な走行性能を獲得した。

カブらしさはそのまま残す
面白いのは、エンジン以外はできる限り純正スタイルを維持していること。本来不要となるマフラーもあえて装着したまま。遠目では普通のスーパーカブにしか見えない。
さらに、自転車用パーツはボルトオン設計となっており、気になれば再びエンジンを搭載して元のバイクへ戻すことも可能。遊び心満載ながら、製作技術の高さもしっかり感じられる仕上がりだ。
ノーヘルでも職質されない!?
オーナーによれば、警察官に止められることを少し期待していたそうだ。しかし実際には、必死にペダルを漕いで進む姿を見れば自転車だとすぐ分かるため、今のところ一度も止められたことがないという。
スーパーカブの可能性は無限大――そんな言葉を体現したような、笑いとアイデアにあふれた一台である。
ディテールチェック


撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.14」
■日時:2023年5月4日(木・祝)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)
こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!
【モトチャンプ】
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