
前オーナーから受け継いだ独創的なフレームワーク
もともとハーレーのオーナーでカスタムも得意としていたハタセSPさん。オークションで発見したのは、オリジナルの燃料タンクを抱えた未塗装状態のスーパーカブだった。独創的なフレームワークに惹かれ、その意志を引き継ぐ形で完成まで仕上げたという。

特徴的なのは、燃料タンクを兼ねるメインフレームと、スイングアーム後端まで伸びるサブフレーム。リアサスペンションを持たないリジッド風スタイルながら、独特の存在感を放っている。さらに本革張りのワンオフシートや、ヘルメットホルダーのマウントも兼ねるグラブバーを追加するなど、実用面にも配慮されている。
自分好みに仕上げたスポーティな走り
フロント周りは社外製スプリンガーフォークへ変更。作動性を改善するためアクスル部にカラーを追加し、スプリングにはカブ純正品を流用するなど細かな調整も施されている。

購入時に搭載されていたエンジンは社外90cc仕様だったが、現在は乗り慣れたマニュアルミッションへの変更も兼ねて110cc仕様へスワップ。購入時に装着されていたデジタルメーターもアナログタイプへ変更し、クラシカルな雰囲気を高めている。真っ赤なフレームと相まって、スポーティな走りが楽しめる一台に仕上がった。前オーナーが志半ばで手放したカスタム計画を見事に完成へ導いた、カブ好き同士の縁が生んだ名作といえるだろう。
ディテールチェック




撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.14」
■日時:2023年5月4日(木・祝)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)
こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!
【モトチャンプ】