
ノーマルの魅力を引き出す絶妙なアレンジ
ベースはフロントキャリアや低い位置にマウントされたヘッドライトが特徴のプレスカブ50。オーナーは、この無骨で実用的なデザインを気に入り、できるだけ純正の雰囲気を崩さないことをテーマにカスタムを進めた。

フレームはマットブラック、レッグシールドはブルーグレーへペイント。さらにブラウンのシートを組み合わせることで、英国クラシックバイクを思わせる落ち着いた雰囲気を演出している。大掛かりな加工を施していないにもかかわらず、ノーマル車とはまったく異なる存在感を放つ。

積載性能はそのままキャンプ仕様へ

プレスカブ最大の魅力である積載性能は、この車両でもしっかり生かされている。大型リヤキャリアはそのまま使用し、Fieldoor製アルミコンテナを組み合わせることで実用性とデザイン性を両立。フロントキャリアも残されており、キャンプ道具を満載してツーリングへ出掛けるという。
また、頑丈なサイドスタンドや大径リヤブレーキなど、プレスカブならではの実用装備もお気に入り。見た目だけではなく、日常使いからアウトドアまで幅広く活躍する仕様となっている。
見えない部分にも使いやすさを追求
エンジンはパワーアップを目的とせず、走行距離の多かったプレスカブ用エンジンから、セル付き4速仕様の後期型リトルカブ用FIエンジンへ換装。扱いやすさと信頼性を重視した選択だ。
マフラーやキャリアなど純正部品を生かしながら、必要な部分だけをアップデート。派手さではなく、使い込むほど味わいが増す”道具”としての魅力を磨き上げた一台は、プレスカブカスタムの理想形と言えるだろう。
ディテールチェック





※この記事はモトチャンプ2022年7月号に掲載されたものを加筆修正しています。
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