BMW M2 xDrive
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BMW M2
M2初となる全輪駆動モデルが登場




「BMW M2」は、2シリーズをベースに、パワフルな3.0リッター直列6気筒ツインターボを搭載する、セグメント唯一の後輪駆動スポーツ。今回、BMWはM2としては初となる「M xDrive」システムを採用した全輪駆動仕様「M2 xDrive」を発表した。
M2 xDriveはM2と同様、も3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンをフロントに搭載し、状況に応じて「M xDrive」を介して前後アクスルに動力を配分する。また、後輪の左右間の駆動力を無段階で制御する「アクティブ Mディファレンシャル」も導入されており、サーキットなどにおいてダイナミックな走りを楽しむことができる。
基本的なエクステリアに変更はないが、全輪駆動化により、M2 xDriveが60kgの重量増となった。重量増にも関わらず、トラクション性能の最大化という恩恵を得たことで0-100km/h加速は後輪駆動仕様よりも0.3秒も速い。
BMW M2 xDrive
ボディサイズ=全長4580mm×全幅1887mm×全高1404mm
ホイールベース=2747mm
車両重量=1790kg
タイヤサイズ=275/35R19(前)、285/30R20(後)
BMW M2
ボディサイズ=全長4580mm×全幅1885mm×全高1410mm
ホイールベース=2745mm
車両重量=1730kg
タイヤサイズ=275/35R19(前)、285/30R20(後)
新たにプレチャンバー燃焼技術を導入




「M2 xDrive」の導入に合わせて、BMW M社はエンジンをアップデート。3.0リッター直列6気筒ツインターボには、モータースポーツ由来のプレチャンバー燃焼技術「BMW M イグナイト・テクノロジー」が導入された。これにより最高出力や最大トルクは変わらないものの、高負荷時の燃料消費が大幅に低減した。
BMW M2 xDrive
エンジン形式=直列6気筒ガソリンツインターボ
排気量=2992cc
最高出力=480PS/6250rpm
最大トルク=600Nm/2200〜5600rpm
トランスミッション=8速Mステップトロニック
駆動方式=AWD
最高速度=250km/h(リミッター)
0-100km/h加速=3.7秒
BMW M2
エンジン形式=直列6気筒ガソリンツインターボ
排気量=2992cc
最高出力=480PS/6250rpm
最大トルク=600Nm/2700〜5620rpm
トランスミッション=8速Mステップトロニック
駆動方式=RWD
最高速度=250km/h(リミッター)
0-100km/h加速=4.0秒
後輪駆動の軽快感か全輪駆動の安定感か




インテリアに関しては、後輪駆動仕様と全輪駆動仕様で大きな変更はない。コクピットはM2改良新型から導入された、12.3インチメーターパネルと14.9インチタッチ式インフォテインメントパネルで構成される「BMWカーブドディスプレイ」が配置される。
コンパクトパフォーマンスクーペで唯一、後輪駆動を貫いてきた「M2」。初代M3を彷彿とさせる軽快なハンドリングはFRレイアウトならではの大きな魅力だった。だが今回、全輪駆動化のメリットについてBMW M社は、サーキット走行時のパフォーマンス向上に加え、雪道や凍結路など低ミュー路面でも優れたトラクション性能を発揮すると説明している。
「M2 xDrive」は欧州、北米、中国市場で2026年8月から販売が開始され、日本市場にも年内の導入が予想されている。価格は現時点で明らかになっていないが、BMWの他モデルにおける後輪駆動仕様と全輪駆動仕様の価格差を踏まえると、数十万円程度の上昇が見込まれている。
後輪駆動仕様のM2が持つ軽快なハンドリングや、6速MTを選択できる点は大きな魅力だ。一方で、降雪地域に住むユーザーや、路面状況や天候に左右されることなく高いパフォーマンスを求めるドライバーにとっては、優れたトラクション性能と安定性を兼ね備えた「M2 xDrive」が有力な選択肢となるだろう。
車両本体価格
BMW M2 xDrive 未導入
BMW M2 1031万円
