頑固な汚れも洗剤不要で根こそぎ落とせる実力派

約100℃の高温スチームを吹き付けることで汚れを浮かせ、頑固な油汚れなども洗剤不要で洗浄できるスチームクリーナー。家庭内ではキッチンや浴室、窓や鏡、ソファーやベッドなど様々な場所で使えて重宝するアイテムなのだが「大きくてかさばる」「使用できるまで待機時間が長い」などマイナス面もチラホラ。

そこで高圧洗浄機でお馴染みのドイツの清掃機器メーカー『ケルヒャー』が開発したのが、このコンパクトスチーマー『SC1 Multi』である。本体質量約1.6kgと片手で気軽に扱えるコンパクトサイズながら、フローヒーター方式の採用により待機時間はわずか30秒。約100℃の高温スチームで、油汚れやヌメリなどを洗剤を使わずにキレイに落とすことができるのだ。使用できる場所も100℃の熱湯に耐えられれば、金属や木工製品、布製品など素材を問わず扱える点も大きなメリットと言えよう。

ケルヒャー『ハンディスチーマー SC1 Multi(価格:1万9800円/税込)』
本体質量は約1.6kgと軽量で、片手で気軽に扱える。上位モデルにも採用されているフローヒーター方式による加熱で、待機時間はわずか30秒。途中給水も冷却不要で、連続して使うことができる。

床清掃もおまかせの上級モデルもラインアップ

ラインアップはベーシックモデルの『SC1 Multi』と、床清掃用のフロアノズルと延長パイプが付属する『SC1 Multi&Up』の2タイプ。一般的な家庭内清掃や普通乗用車の清掃ならベーシックモデルでも十分だが、フローリングやカーペットの床清掃、大型ミニバンの床清掃も考慮するなら、上級モデルの『&Up』がオススメだ。

ケルヒャー『ハンディスチーマーSC1 Multi &Up(価格:2万4800円/税込)』
SC1 Multiに床清掃用のフロアノズルと専用カバー、延長パイプ2本がプラスされた上級モデル。家庭内ではフローリングやカーペットの清掃のほか、大型ミニバンの床清掃でも威力を発揮する。

水と電源を入れればすぐに使える手軽さが魅力

使い方はいたって簡単だ。まずタンク容量約200mlの給水タンクを取り外して水道水を注水。使用途中でも冷却せずに給水でき、連続使用が可能だ。次に水道水に含まれるカルキ(スケール)を除去するカートリッジを装着。これで本体内部に付着する水アカを防ぐことができる。電源は家庭用AC100Vで消費電力は1300W。意外と消費電力が大きいのでポータブル電源使用の場合は要注意だ。電源プラグをコンセントに差し込むとヒートアップを開始。スチームボタンが黄色に点灯し、約30秒で緑色に変われば準備完了だ。

車内清掃ではハンドブラシとノズルヘッドを使い分けがポイント。シートやフロアなどの広範囲はハンドブラシ、スポット的な汚れはノズルヘッドと、使用個所に合わせてノズルを交換すれば、より効率的に洗浄できるというわけだ。

水道水に含まれるカルキ(スケール)を取り除くためのカートリッジを装着すれば、本体に付着する水アカを防いでくれる。
布製シートやフロア全体の清掃にはハンドブラシがオススメ。専用のマイクロファイバーカバーを装着すれば、シート全体にスチームが回ってキレイに汚れを落とせる。また延長ホースを使用すれば、より軽くハンドブラシを動かすことができる。
ヘッドレストに付着したスポット的な油汚れには、ノズルヘッドとコンパクトなブラシを使用。スチームを局所的に当てることができる。
油汚れの上にクロスを被せて、浮かせた汚れをクロスに映す。もしくはブラシで直接こすり、浮いた汚れをクロスで叩いて汚れを取り除く。