シビック タイプR譲りのVTECターボ搭載か!? プレリュード最強モデル誕生の可能性を探る

ホンダ新型「プレリュード」に、高性能「タイプR」の噂がたっている。往年の名車の復活として注目を集める同モデルは、「S+ Shift」を採用した新世代スポーツクーペとして開発が進められており、電動化時代におけるホンダスポーツの新たな象徴として期待されている。

ホンダ プレリュード タイプR 予想CG

これまで高性能モデルとして有力視されていたのは、1.5L VTECターボを搭載する「タイプS」である。しかし関係筋によれば、欧州を中心に「より本格的なスポーツモデルを求める声」が高まっているほか、北米市場でも価格に対するパフォーマンス不足を指摘する意見が少なくないという。

こうした市場の反応を受け、ホンダ内部では「プレリュード タイプR」の開発プロジェクトが本格的に動き始めた可能性が浮上してきた。実現すれば、シビック タイプRに続く高性能モデルとして、プレリュードの頂点に位置するフラッグシップとなるだろう。

ホンダ プレリュード

予想されるエクステリアは、ベースモデルとは一線を画すアグレッシブなスタイルとなりそうだ。大型アンダーグリルや専用フロントスポイラー、ワイドフェンダー、ブラック仕上げのエアロパーツを採用。さらに大型リアウイングやディフューザーを組み合わせることで、シビック タイプRを彷彿とさせるレーシングテイストが与えられるとみられる。

最大の注目はパワートレーンである。搭載が有力視されるのは、シビック タイプRで実績のある2.0L 直列4気筒VTECターボ「K20C1」だ。最高出力は330ps前後まで高められ、6速MTとの組み合わせが有力視される。プレリュードの低重心パッケージと組み合わされれば、歴代モデルでも屈指の走行性能を実現する可能性がある。

シャシーについても、シビック タイプR譲りの高性能デュアルアクシス・フロントサスペンションをベースに専用チューニングが施される見込みだ。トルクステアを抑えながら旋回性能を高める足回りに加え、専用ブレーキや電子制御LSDなども採用されれば、サーキット走行まで視野に入れた本格スポーツモデルへと進化することになりそうだ。

一方で、タイプSは1.5L VTECターボと6速MTを組み合わせ、最高出力は180ps台になると予想される。十分にスポーティな性能を備える仕様となりそうだが、ホンダファンの期待が最も集まるのは、やはりタイプRの存在である。

価格はベースモデルが約620万円と予想されることから、タイプSは700万円前後、タイプRは750万円を超える可能性もある。決して安価ではないものの、シビック タイプRとは異なる2ドアクーペという希少性を考えれば、その価値は十分に見いだせるだろう。

ホンダはプレリュードを皮切りに、電動化時代に向けたスポーツモデル戦略を本格化させようとしている。その頂点にタイプRが加われば、ブランドのスポーツイメージはさらに強固なものとなるはずだ。タイプSは2026年後半、タイプRは2027年以降の登場が有力視されており、今後の開発動向に注目が集まる。