「I Like SUBARU」から「I Love SUBARU」へ

スバルは1953年7月15日、当時富士重工として創立された。その前身は日本最大の航空機メーカーであった中島飛行機であり、戦後の財閥解体、航空機禁止、平和産業転換の流れで、事業所や工場ごとに分割されたうち6社が再度合流することで生まれたのは、これまで何度も語られた話だ。
そんなスバルは近年、ブランド価値の再構築と魅力の発信に力を入れている。「安心と愉しさ」や「アドベンチャーシーンとパフォーマンスシーンでブランドを際立たせる」ためのクルマの開発やラインナップの拡充がそれであり、ユーザーから愛されるブランド「I Like SUBARU」から「I Love SUBARU」を目指している。
SUBARUブランドの発信拠点「SUBARU STAR SQUARE」

スバルは2014年8月、それまで長らく位置していた新宿西口の新宿スバルビルから恵比寿に本社を移転(エビススバルビル)。本社ビルの1階にはディーラーである東京スバル恵比寿店と共用する本社ショールーム「SUBARU STAR SQUARE」がある。

「SUBARU STAR SQUARE」はクルマの展示意外にもイベントなども実施されるスバルブランドの発信拠点の役割も果たしており、一角には以前からスバル/STIグッズの販売コーナーも用意されていた。とはいえ、あくまでショールームのグッズコーナーの域を出ておらず、店頭のラインナップ点数などは少々物足りない印象はあった。

所在地:東京都渋谷区恵比寿1−20−8 エビススバルビル
問い合せ:03-6447-8880(SUBARU STAR SQUARE受付)
定休日:不定休
営業時間:10:00〜18:00
しかし、2026年7月15日、スバルの創立記念日にこのグッズコーナーが大幅に拡充されてオープンしたのだ。
「富士重工」に「ラビット」……ヘリテージブランドグッズも展開

これまでスバルやSTIグッズというと、スタイリッシュで機能的で高品質だが相応の価格設定というイメージが強かった。それはそれでとても良かったのだが、やや敷居の高い印象は否めなかった。

今回オープンしたショップに並んだグッズは、車名をスバルに改める以前の「富士重工」を冠したアイテムや、戦後すぐのモータリゼーションを支えたスクーター「ラビット」のグッズまで並んでいた。これまでスバルはどちらかと言うとこういった過去の遺産についてはやや冷淡なイメージがあっただけに驚きだ。

近年、日本の自動車業界も100年時代に入り(※)、各社ヘリテージ事業に力を入れている。スバルもブランド再構築の流れもありヘリテージに力を入れ始めたように感じられる。
※日本最古の自動車
・日本最古の自動車メーカーは1907年設立のダイハツ(当初はエンジン製造)
・日本で最初の乗用車は1907年に東京自動車製作所が製造した「タクリー号」
・日本初の量産乗用車は三菱重工が1917年に製造した「三菱A型」
価格もステッカーが330円、キーホルダーが1000円、ポーチが1320円と意外とお求めやすい設定だ。さらに、前掛け(7150円)といった、これまでのスバルにはない洒落の効いたアイテムも用意されているのが面白い。

中でも目を引いたのが3種類の「SUBARU PARKING ONLY」のプレートだ。残念なら非売品とのことだが、ファンからの問い合わせも多く、商品化を検討中とのことで発売が待ち遠しい。気になるグッズがあったら「SUBARU STAR SQUARE」に足を運んでみては如何だろうか?

これらのグッズは「SUBARU STAR SQUARE」はもちろん、オートバックス「A PIT」といったカー用品店でも購入可能なところもあるそう。また、今後モータースポーツの会場やイベントでの出展して認知度を高めていきたいとのこと。他にも新たなグッズを企画中とのことで、今後の展開に大いに期待したい。

ここまで紹介してきた画像にの他にも、本文にはない画像はページトップの「この記事の画像をもっと見る(20枚)」から見ることができる。「SUBARU STAR SQUARE」新ブランドショップの様子をチェックしてみてほしい。

今日は「富士重工業株式会社」=スバル/SUBARUの創立日!【今日は何の日?7月15日】 | Motor Fan|自動車情報のモーターファン
