Q .走行前にどんな準備が必要?

A .不要な荷物を下ろしたり フロアマットを外したり
ゼッケンや発信器を付けたり 車両を最終チェック!

出走前に行うおもな作業

①ゼッケンの貼り付け
隙間があると風が入って、ゼッケンが剥がれてしまう。ビニールテープや養生テープでしっかり貼る。幅の広いテープを推奨。
②けん引フックの装着
クルマに積んである純正でもいい。取り付け箇所の蓋は薄いマイナスドライバーなどを挿し込んで、傷がつかないように外す。
③ガソリンの残量確認
サーキット走行の燃料消費は想像以上。20分~30分の走行枠を走る前に半分以上の残量があったほうが無難。車種によっては残量が少ないと、コーナリングでガス欠症状が出る場合もある。
④空気圧の調整とホイールナットの緩みチェック
タイヤが冷えた状態でアドバイスされた空気圧に合わせる。ドライの場合、数周走ったらピットに戻って、再度、その数値に合わせてから走る。ホイールナットは走行前にトルクレンチで締め付けを確認。もっとも、締め過ぎには注意。
⑤ブレーキ系の確認
ブレーキフルードの量を左右から見る。レベルがMINならパッドが減っているかも。残量が少ないパッドは効きが悪くなったり、摩耗が進んで危険な状態に。
 
⑥エンジンオイルのチェック
サーキットでは高回転を多用する。エンジンオイルの量が少ないと潤滑不良などトラブルを招く。多過ぎて噴いてしまう場合も。

まずは荷物を下ろすこと。サーキット走行ではクルマが大きく動く。荷物を積んでいたり、アクセサリーをぶら下げていたりすると、それが転がり、視界の中でちらちらする。運転の邪魔になる。もし何かがブレーキペダルの下に入ったら、絶体絶命だ。

サーキットの走行準備は、荷物を降ろすことからスタートする。トランクの中も空にして、車載工具やジャッキ類も降ろしておく。確実なブレーキ操作のために、運転席側のフロアマットも取り外そう。

次にゼッケンの貼り付け。サーキットでは、走行車両はゼッケン番号で管理される。ボンネットとドアなど、指定の箇所にテープで貼る。タイム計測の発信器も指定の場所に取り付ける。テープの粘着力が弱いと剝がれやすい。

最近では少ないが、ヘッドライトやテールランプなどへのテーピングも、指示があれば行う。テープの持参は必須。貸し出しがある場合もあるが、備えあれば憂いなし! 事前に取り決め内容を確認して用意しておきたい。

コースアウトや車両トラブルで動けなくなった場合、けん引フックがないと、車両回収に時間が掛かって、走行会の進行上も迷惑を掛けることになる。エアゲージや工具などと一緒に積んでくること。出走前に取り付ける。

アクセルをいっぱい踏むから、想定以上に減っていく。残量が少ないとコーナリングでガス欠症状が起こることもある。慣れるまでは満タンで走り出すのが無難。車種にもよるが、それなら20分~30分枠を3回ほど走れる。

あとはタイヤの空気圧調整やホイールナットの緩みがないかを確認。エンジンオイルの量やブレーキフルードの状態もチェックする。

乗り込んだらミラーの位置やドライビングポジションを合わせるが、4~6点式のレーシングハーネスは、あらかじめバケットシート(セミバケットシート)のベルト穴を通しておき、ベルトの長さも調整しておく。


発信器はどこにどう付ける?

リアのナンバープレートなど、外に貼り付ける場合もあるが、ホルダー付きのこのタイプはホルダーを動かないようにしっかり固定する。

多くの走行会はタイム計測がセットになっている。発信器はちゃんと付けないと計測できなかったりする。取り付け位置は主催者の指示に従う。車体の外側は減り、ドアポケットやサイドウインドウの内側というパターンが多い。


■取材協力

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