日本初の市街地ナイトレースを2日間開催

2026 TDK Tokyo E-Prixは、2025/26シーズン最後から2番目のレースウィークとして、7月25日と26日に開催される。アジア3連戦の最終戦であり、東京大会終了後は8月15日・16日のロンドン大会でシーズンフィナーレを迎える。
舞台となる東京市街地サーキットは、東京ビッグサイトを囲むように設けられた全長2.58kmのコースである。18のコーナーを備えたコンパクトかつテクニカルなレイアウトとなっており、ドライバーには正確なマシンコントロールとエネルギーマネジメントが求められる。
最大の特徴は、日本で開催されるフォーミュラEとして初めて、両日の決勝をナイトレースとして実施することだ。決勝は7月25日、26日とも日本時間20時5分にスタートする。GEN3 Evoマシンが、ライトアップされた東京ビッグサイトを背景に夜の市街地を駆け抜ける。
なお、7月25日の観戦チケットは完売となったが、26日のチケットは券種によっては販売しているものもあるので、フォーミュラE公式WEBサイトをチェックしてみよう。
首位ウェーレインとエバンスはわずか9ポイント差
東京大会は、2025/26シーズンのタイトル争いを左右する重要な一戦でもある。
ドライバーズランキングでは、上海大会で首位に浮上したパスカル・ウェーレインと、2位ミッチ・エバンスとの差がわずか9ポイント。チームランキングでも、首位ジャガーと2位ポルシェの差は6ポイントとなっている。
マニュファクチャラーズランキングでは、ポルシェが384ポイントで首位に立ち、ジャガーが50ポイント差の2位につける。東京で行われる2レースの結果によって、各タイトル争いの構図が大きく変わる可能性がある。
ウェーレインは前年の東京大会で2位表彰台を獲得しており、東京のテクニカルなコースとの相性も注目される。一方、上海大会ではエバンスがスタートできずに終わっており、東京での巻き返しが求められる。
日産ローランド「東京に戻れるのは特別」、初優勝を挙げたローラ・ヤマハABTも東京へ
日産フォーミュラEチームにとって、東京大会はホームレースとなる。
オリバー・ローランドは、「東京に戻って来られるのは、いつも特別な気持ちになります。日産にとってホームレースであるこの大会は、チーム全員が楽しみにしているイベント」とコメントした。

初めてのナイトレースについては、夜間の路面温度やタイヤ、マシンの挙動がどのように変化するのかに関心を示し、タイトル争いに向けて週末全体をまとめ上げ、ホームファンの前で好結果を残したいとの考えを示している。
ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームも、注目チームのひとつである。
直前の上海大会では、今季限りでの現役引退を表明しているルーカス・ディ・グラッシが最後尾から追い上げ、チームにフォーミュラE初優勝をもたらした。大胆なセットアップ戦略を成功させての勝利であり、ヤマハのホームレースを前に勢いをつけた形だ。

