モトコンポの個性を細部まで再現したデザイン

セイコーウオッチは、カジュアルウオッチブランド「セイコー 5スポーツ」から、ホンダの名車「MOTOCOMPO(モトコンポ)」とのコラボレーション限定モデルを9月5日に発売する。価格は5万2800円(税込)で、世界限定8,000本、日本国内では1,200本のみの販売となる。

1981年に誕生したモトコンポは、小型車「ホンダ シティ」のトランクへ積載することを前提に開発された革新的なレジャーバイク。発売から40年以上が経過した現在でも、その独創的なコンセプトと愛らしいデザインから多くのファンを魅了し続けている。今回の限定モデルは、その世界観を腕時計という新たな形で表現した注目のコラボレーションだ。

ベースとなったのは、優れた耐久性と視認性で人気を集める「セイコー 5スポーツ」のFieldシリーズ。ケース径36.4mmのコンパクトなサイズを採用し、モトコンポの小さく凝縮された魅力を腕時計へ落とし込んでいる。

文字盤は、モトコンポを象徴する鮮やかなイエローボディとブラックラインをモチーフにデザインされ、ブラックライン上にはHONDAロゴを配置。6時位置に配された「AUTOMATIC」のロゴには、モトコンポのロゴデザインから着想を得た専用フォントが採用されるなど、ファンにはたまらない演出が盛り込まれている。

さらに、りゅうずには燃料コックをイメージした「TURN」のマーキングを施し、バイクらしい遊び心をプラス。ストラップには、モトコンポを車両へ固定する際のパーツをモチーフとした「CARRYING POINT」や「INSERTION POINT」の表記を取り入れ、細部に至るまでモトコンポへのこだわりを感じられる仕上がりとなっている。

限定モデルならではの特別仕様も充実

限定モデルらしい特別感も見逃せない。ケースバックにはモトコンポのシルエットと「Limited Edition」の文字、さらにシリアルナンバーを刻印。世界限定8,000本という希少性を証明する仕様となっている。

また、専用パッケージには、モトコンポが出荷時に使用されていた段ボール箱をイメージしたデザインを採用。時計本体だけでなく、パッケージまで含めてモトコンポの世界観を楽しめるコレクターズアイテムとなっている。

ブラック硬質コーティングを施したステンレススチールケースとナイロンストラップの組み合わせは、アウトドアユースにもマッチ。カジュアルな装いはもちろん、ツーリングシーンでも存在感を発揮する一本だ。

信頼の機械式ムーブメントを搭載

内部にはセイコー製メカニカルムーブメント「キャリバー4R36」を搭載。自動巻きに加えて手巻きにも対応し、約41時間のパワーリザーブを確保している。

24石仕様、毎時21,600振動のムーブメントは、日差プラス45秒からマイナス35秒の精度を実現。日常生活用強化防水(10気圧)やカーブハードレックスガラスを採用するなど、実用時計として十分な性能を備える。

コンパクトなケースサイズと12.5mmの厚みにより装着感にも優れ、普段使いしやすいモデルに仕上げられている。

バイクファンと時計ファン双方を魅了するコレクション

モトコンポは1981年、「クルマとバイクを組み合わせた新しいライフスタイル」を提案するモデルとして登場した。乾燥重量42kgという軽量ボディに49cc・2ストロークエンジンを搭載し、折りたたみ式ハンドルやステップを採用することで、ホンダ シティのトランクへ収納できるユニークなコンセプトを実現。当時の若者文化を象徴する存在として人気を集めた。

一方、セイコー 5スポーツも1968年の誕生以来、半世紀以上にわたり世界中で支持されてきたロングセラーブランドであり、耐久性や機能性を重視したスポーツウオッチとして確固たる地位を築いている。

今回のコラボレーションは、時代を超えて愛され続ける二つのブランドが融合した特別なモデルといえる。モトコンポのデザインや思想を時計という形で身近に楽しめるだけでなく、限定1,200本という国内販売数の少なさからも、高い人気を集めることは間違いないだろう。

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