エイプより4cm長いXR100モタードのスイングアームを装着。NS-1のフロントフォーク&前後17インチホイールと組み合わせ、長距離ツーリングを意識した車体構成としている。

NS-1の17インチ足周りでフルサイズの車格を獲得

ベースはエイプ50だが、その姿から受ける印象はノーマルとはまったく異なる。大きな変化を生み出しているのが、NS-1から流用したフロントフォークと前後17インチホイールだ。さらにリヤには、エイプより4cm長いXR100モタードのスイングアームを装着。ホイールベースを延長しながら前後17インチ化することで、コンパクトなエイプをフルサイズに近い堂々としたプロポーションへと変身させている。

外装にもビッグタンクを採用し、エンジン下にはiファクトリー製アンダーカウルをセット。タイヤ径の拡大だけでなく、ボディ側にもボリュームを持たせることで全体のバランスを整えているのがポイントだ。流用パーツを多用したカスタムながら、ひとつの完成されたネイキッドモデルのようにまとまっている。

144ccエンジンで長距離ツーリングにも対応

エンジンはシフトアップ製キットによって144ccへボアアップ。クラッチも強化済みで、エンジン下にはiファクトリー製アンダーカウルを装着する。

車格だけでなく、エンジンにも大幅なアップデートが施されている。シフトアップ製ボアアップキットを組み込み、排気量は144ccへアップ。クラッチも強化され、軽二輪登録することで高速道路も走行できる仕様となっている。単純に大排気量化するのではなく、長距離ツーリングを快適に楽しむという目的に合わせて車体全体を作り込んでいるのが、このエイプの特徴だ。

エイプ本来の軽量・コンパクトなキャラクターを残しながら、排気量と車格を拡大することで行動範囲を広げる。前後17インチの足周りとロングスイングアームも、そんなツーリング仕様を構成する重要な要素。ミニバイクを単に速くするのではなく、“小さな車体で遠くまで走る”ための方向へ進化させている。

ブルーで統一して市販車のような完成度に

ポッシュ製マフラーはブルーアルマイトのサイレンサーがアクセント。外装やホイールをはじめ、各部にブルーを取り入れることで車体全体に統一感を持たせている。

機能面と同じくらい目を引くのが、徹底したカラーコーディネートだ。外装は鮮やかなブルーでまとめ、ホイールやハンドル周りなどにも同系色を配置。ポッシュ製マフラーにはブルーアルマイトのサイレンサーを採用し、車体全体のイメージを統一している。

ビッグタンク、アンダーカウル、17インチホイールと、それぞれ存在感の強いパーツを組み合わせながら、カラーを揃えることで一体感のあるスタイルを実現。エイプ50をベースにしたカスタムでありながら、いかにも「改造しました」という雰囲気を抑え、市販の軽量ネイキッドを思わせるスマートな姿に仕上げている。走り、車格、スタイリングのすべてをツーリングという目的に合わせて進化させた一台だ。

撮影したのはこのEVENT!

「ENJOY 4MINI」
■開催日:2021年10月23日(土)
■開催地:鈴鹿ツインサーキット(三重県鈴鹿市)

Gクラフトが主催する4MINIのビッグイベント。有名パーツメーカーの出展に加え、ハードな4MINIカスタムが大挙する大人気イベントだ。2026年は11月28日(土)に朝津味ファーマーズマーケット (三重県津市)で開催決定!


【モトチャンプ】