カスタム盛り合わせ状態!

もはや「スゴイ!」としか言いようがないほどカスタムされたモンキー。オーナーのKerryさんはモンキーミーティングin多摩に参加するため三重県から遠征してきたそうで、関東に住む4MINIカスタム仲間との再会を楽しみにしてこられた。もちろんここまでカスタムされたモンキーで自走して来るのは不可能なので、仲間のモンキーを数台積み込んだトランポで来場していた。

スイングアームの変更によりロングホイールベースとしたうえで外装パーツを全体に後ろへズラして長さをより強調している。また前後で異なるメーカーのホイールを履かせてワイドタイヤを組み込んだ。ローダウンはエアサスによるもので、任意の高さに調整できる。

通りかかる誰もが振り返るほど華麗なカスタムが施されたモンキーは、モンキーバハの外装を用いていることが最大の特徴。とはいえグリーンメタリックとゴールドを用いたカラーリングによりバハのイメージはほぼなく、どちらかといえばトラッカー的な雰囲気も感じさせてくれる。さらにはホイールベースをロング化したことに合わせて外装の取り付け位置を後方へずらしているから、全体の印象がドラッグマシンのようになっている。カスタムのテーマは「USテイストです」という通り、アメリカ風にまとめられているのだ。

あまり選ばれることのないモンキーバハの外装を装着しているところもポイントで、鮮やかなグリーンメタリック塗装との相乗効果で目立つことこの上ない。OVERレーシングのマフラーはサイズが太いものを選んでいるので、ワイドタイヤと合わせて車体を大きく見せている。

ローダウンはエアサスで!

このモンキーでカスタムのハイライトとも言えるのがエアサスペンション。フロントフォークの形こそ残っているが中身はエアサスにされていて、ロングなスイングアームにつけられたリヤショックもエアサスだけ。小さな車体のどこにシステムを仕込んだのかと思ってしまうが、見事にシート下へ集中配置している。

エアサスペンションにしてあるため、インナーチューブが隠れるほどにローダウンさせることができる。フロントブレーキは左側面にも増設したダブルディスクとしている。使ったのはブレンボ製4ポットキャリパーでディスクローターはエングレービング加工による文字入りだ。

高剛性なKEP SPEED製アルミスイングアームは16cmロング仕様。そのためシート下にもスペースが生まれたというわけだ。試しに作動させてもらったが、その動きは実にスムーズ。エアサスというと漏れが気になるところだが、今のところトラブルは一切ないとのことだ。

リヤショックは通常のコイルが不要となるため、エアサスペンション専用のショックユニットだけになる。アルミが眩いスイングアームはKEP SPEED製で160mmロングのもの。リヤホイールを同社製7J×10の極太サイズなのでクリアランスも確保できている。

エアサスで車高を調整できる足まわりにも、まだまだカスタムが施されている。実にブレーキはトリプルディスク仕様となっているのだ。フロントにダブルで装着されたのはブレンボ4ポットキャリパーで、ディスクローターはワンオフしたエングレービング加工のもの。文字が掘られているのでブレーキングしたくないと思わせるほど凝った仕様なのだ。

右サイドカバーに隠れるように配置されたエアサスペンションの制御ユニット。カスタムテーマがUSテイストということで、やはりアメリカ製のエアサスを選んでいる。手前にはディスク化したリヤブレーキのマスターシリンダーが配置される。

DOHCヘッドによる124ccエンジン!

また太足は前後で異なるメーカーによるキャストホイールを履かせたことで実現させている。フロントにはGクラフト製の5.5J×10を、リヤにはKEP SPEES製の7J×10サイズを選んでいる。7Jと聞いて驚くしかないが、それもこれもKEP SPEED製スイングアームとの組み合わせで実現したもの。写真では見えづらいが、ホイールのスポーク部までグリーンメタリックで塗装されている。

エンジンはDOHCヘッドとした124cc仕様。シリンダーやミッションケースをブラック塗装としたことで、エングレービング加工とメッキ処理を施したヘッドカバーやポイントカバーを際立たせている。ローダウンによりスペースがなくなるため、オイルクーラーはクランクケースの上に配置した。

強烈なカスタムが施された足まわりだが、エンジンも圧巻。DOHCヘッドによる124cc仕様というから圧倒的パフォーマンスを秘めている。吸排気にはTDMR32キャブレターとOVERレーシング製マフラーを組み合わせており、まさにドラッグマシンのような加速力だろう。存在感を演出するためエンジン本体はブラックに塗装され、装着パーツのほとんどをメッキ処理している点も注目。

エンジンの右側面はさらに圧巻の眺めでツイスト処理したキックアームやアンダーガードパイプなどによりキラキラとした存在感に溢れている。剥き出しになる乾式クラッチは5速ミッションと組み合わせてあり、TDMR32キャブレターとOVERレーシング製マフラーで吸排気をセッティングした。

さらに部分的にカバー類はエングレービング加工が施されてあり、見せる演出があちこちに存在する。駆動系では乾式クラッチによる5速ミッション仕様になっている。これもチューニングモンキーの定番ではあるが、露出するクラッチ板など見える部分は外装と同じグリーンでアルマイト処理している。まさに圧巻なエンジンなのだ。

ツイスト処理がいたるところにまで!

ワンオフしたハンドルに象徴されるよう、至るところにツイストされたパーツが盛り込まれている点も注目ポイント。それこそペダルやアーム類はほとんどがツイストされたワンオフパーツに変更されている。また純正メーターは使用せず、ステーを製作してイグニッションスイッチを配置した周囲に社外メーターをセンス良くまとめている。まさに死角がないほど入念なカスタムが施されたモンキーなのだ。

見逃せないのがハンドルまわり。トップブリッジをエングレービング加工したものに変更してアップハンドルをセット。実にハンドル自体をツイスト加工してあり、控えめな加工のミラーステーとの組み合わせでキラキラ感を盛り上げている。

撮影したのはこのEVENT!

「第18回モンキーミーティングin多摩」
■開催日:2026年5月17日(日)
■開催地:東京サマーランド 第2駐車場(東京都あきる野市)

こちらの車両はマニアックなモンキーが大量に集う老舗イベント「モンキーミーティング」で撮影。詳細はこちらのWEBをチェック!
当日のイベント模様はコチラから!

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【モトチャンプ】