
多摩テックから続く、“モンキー文化”を受け継ぐ場所
会場となった東京サマーランドには、歴代モンキーやゴリラをはじめ、4L仕様、Z2仕様、レーサー風カスタム、当時仕様レプリカなど、多彩なマシンが集結。ノーマル派から超マニアックなフルカスタムまで並ぶ光景は圧巻で、参加者たちは車両を囲みながら自然と会話を楽しんでいた。

今回の「第18回モンキーミーティングin多摩」は、参加台数制限を設けず“500台程度”を想定して募集。正式な集計は現在進行中だが、主催者によると昨年の“過去最高”約550台と同等、あるいはそれを上回る規模になった見込みだという。

モンキーミーティング広報サポートを務める高山さんによると、このイベントの始まりは2005年。当時、多摩テックで開催された第1回は、「モンキー発祥の地に全国のファンを集めよう」という想いからスタートした。開発関係者やモンキーに深く関わった人物たちも招かれ、単なるオーナーズミーティングではなく、“モンキー文化を共有する場”として育っていったという。
その後、多摩テック閉園によってイベントは終了しかけるが……。しかし、「この文化を終わらせたくない」という想いから、2010年より東京サマーランドで再スタート。現在ではサマーランド開催の歴史の方が長くなっている。

派手なだけじゃない。“深さ”があるカスタム文化
そして現在も、このイベントには他の大規模ミーティングとは少し違う空気が流れている。単純な“台数自慢”ではなく、“モンキーを深く楽しむ人たちが集まる場所”としての色が濃いのだ。

会場を歩いていると、派手なカスタムマシンが目立つ一方で、その中身を見れば“見た目重視”だけでは終わらない強いこだわりが詰め込まれていることに気づく。往年のレーサーを再現した外装に合わせて当時モノパーツを探し集めた車両や、純正ルックを崩さず排気量アップや足周りチューンを施した“わかる人にはわかる”仕様、さらには当時の雑誌文化を感じさせる80〜90年代テイストのカスタムまで実にさまざま。オーナー同士が車両を囲みながら、「そのパーツまだ持ってたの!?」「その加工どうやったの?」と会話を交わす光景も、このイベントらしい空気感だった。

特に印象的だったのは、“速さ”だけでも“映え”だけでもないこと。小径ホイールならではの走りや、当時のレースシーンへの憧れ、純正スタイルへのリスペクトなど、それぞれのモンキーにオーナーの価値観が色濃く反映されている。だからこそ、同じモンキーでもまったく同じ方向性の車両はほとんど存在しない。
また、エンジンチューニングやフレーム加工、絶版パーツ流用など、かなりマニアックな話題が普通に飛び交っているのもモンキーミーティングならでは。カスタムの完成度をじっくり見比べながら、自然と技術談義が始まる――そんな“濃いモンキーファンの集まり”という表現がぴったりの空間だった。

試乗会やトークショーも充実! “ただ集まるだけ”じゃないのが魅力
また、イベントコンテンツも充実。ホンダモーターサイクルジャパンによる試乗会も実施され、試乗車としてモンキー125、スーパーカブ110 Lite、ダックス125、ICON e:(電動)の4台が用意された。人気モデルを実際に乗り比べできることもあり、多くの来場者が楽しんでいた。

さらに、旅ライダーとして知られる藤原かんいち氏と奥様によるトークショーも開催。長年、世界各国でバイク旅を続けてきた視点から語られるエピソードに、多くのファンが耳を傾けていた。(藤原かんいちさんのWEBはコチラ→ https://www.kanichi.com/)

また、恒例のバイクフォーラムでは、ホンダ学園創立50周年プロジェクトとして展開された「Cubチャレンジ」のトークショーを実施。学生たちによる取り組み紹介や実際のレストア車両展示にも注目が集まった。

イベント終盤には恒例のじゃんけん大会も開催され、ステージは大盛り上がり。最後まで笑顔の絶えないイベントとなっていた。
もちろん、会場の主役は並べられた数百台のモンキー&ゴリラたち。参加車両を対象とした「モンキーミーティングコンテスト」も開催され、来場者たちはお気に入りの1台を熱心にチェック。ノーマルルックから超ハードチューンまで、“モンキー文化の奥深さ”を改めて感じさせる1日となっていた。








参加車両のレポートは随時!
会場で撮影した参加車両のレポートはこれから随時掲載!
大注目の4MINIを盛りだくさんでお届けするのでお見逃しなく!
【モトチャンプ】
![by Motor-Fan BIKES [モーターファンバイクス]](https://motor-fan.jp/wp-content/uploads/2025/04/mf-bikes-logo.png)