8インチモンキーを“子牛”に見立てたホルスタイン仕様

6cmロングのスイングアームでロー&ロングなフォルムを構築。牛柄の外装とカントリー調の前カゴによって、ハードになりすぎない可愛らしいスタイルに仕上げた。

オーナーが目指したのは「とにかく可愛く見せる」こと。そこで8インチホイールを履くモンキーならではの小さな車体を子牛に見立て、外装を白×黒のホルスタイン柄にペイントした。タンクだけでなく、フロント周りやサイドカバーなどにも牛柄を取り入れることで、車体全体に統一感を持たせている。

さらにゴリラ用フロントキャリアを加工して装着し、そこへカントリー調のバスケットをセット。バスケットにも牛柄の生地を組み合わせるなど、細かな部分までコンセプトを徹底している。一般的にはヤンチャな印象になりがちなロー&ロング系のモンキーを、カラーリングと小物使いによって可愛らしく見せているのが面白い。

6cmロングのスイングアームでロー&ロングに

スイングアームは6cmロング。リヤサスペンションには他車種用のエアシリンダーを流用し、最短状態で固定してリジッド化。8インチのままロー&ロングを実現した。

車体は8インチのまま、6cmロングのスイングアームを装着してホイールベースを延長。さらにリヤサスペンションには他車種用のエアシリンダーを流用し、最短状態で固定することでリジッド化している。これによって低く長いシルエットを作り出し、ノーマルのモンキーとは異なるフォルムを実現した。

マフラーはOne’s&Mのワンズ管をチョイス。主張を抑えたシンプルなデザインが、牛柄モンキーの素朴なシルエットに違和感なくマッチしている。

一方で、こうしたロー&ロング系の車体にありがちなハードな雰囲気を抑えているのが、このマシンの巧さ。メッキパーツを生かした素朴な8インチスタイルに牛柄を組み合わせ、前カゴまで加えることで独特のユルさを演出する。マフラーにはOne’s&Mのワンズ管を採用。シンプルなデザインも、このマシンのキャラクターによく似合っている。

72cc化で走りもアップ! コストよりアイデアで個性を出す

エンジンはキタコ製ボアアップキットで72cc化。オイルクーラーも追加し、排気量アップに合わせた熱対策を施している。

エンジンはキタコ製ボアアップキットを組み込み72cc化。さらにオイルクーラーも追加し、排気量アップに合わせて熱対策も施している。外観のインパクトが強烈な一台だが、見た目だけではなくエンジンにもきちんと手が入っているのだ。

とはいえ、このモンキーの最大のポイントは高価なパーツを大量に投入したことではない。通販で購入したハンドルを使い、前カゴもイメージに合うものを厳選。さらに牛柄の生地を探して組み合わせるなど、アイデアと工夫で全体を作り上げている。モンキーという素材の自由度を生かし、“猿から牛へ”とキャラクターまで変えてしまった遊び心あふれるカスタムだ。

ディテールチェック

ハンドルは通販で購入した社外品を使用。ゴリラ用フロントキャリアを加工して取り付け、質感にこだわって選んだバスケットと牛柄の生地を組み合わせる。

撮影したのはこのEVENT!

「ENJOY 4MINI」
■開催日:2021年10月23日(土)
■開催地:鈴鹿ツインサーキット(三重県鈴鹿市)

Gクラフトが主催する4MINIのビッグイベント。有名パーツメーカーの出展に加え、ハードな4MINIカスタムが大挙する大人気イベントだ。2026年は11月28日(土)に朝津味ファーマーズマーケット (三重県津市)で開催決定!


【モトチャンプ】