連載

GO OUT CAMP 猪苗代

長く乗りたいからこそ、あえてJA11を選んだ

鮮やかなイエローボディにホワイトルーフ。そしてリフトアップした足元にはゴツいオフロードタイヤ。森の緑の中で抜群に映えていたのが、ペイさんのJA11ジムニーだ。

じつはこのクルマを手に入れたのは、取材時点でわずか4カ月ほど前。それ以前もジムニー乗りで、JB23に4~5年ほど乗っていたという。

ではなぜ、より新しいJB23から旧いJA11へ乗り換えたのか。

きっかけのひとつはJB23の足まわり。コイルなど各部にヘタリが見えはじめ、これからしっかり直していくとなれば、それなりに費用もかかる。それなら以前から気になっていたJA11に乗り換え、長く付き合っていきたいと考えた。

「11の方がパーツも多くて、長く乗りやすいっていうのもありました」

日頃からJB23の修理やメンテナンスをお願いしていたジムニー専門店に、ちょうどこのJA11が入庫。黄色×白のカラーリングを含め、その姿がペイさんの好みにドンピシャだった。

ボディカラーは純正ではなく、前オーナーによってオールペイントされたものと思われるが、ペイさんにとってはそこも魅力。購入時にはすでにリフトアップや前後のメッキバンパーなどが装着されており、現在も基本的なスタイルはそのままだ。

一方、足元のタイヤ&ホイールはJB23時代から愛用していたセットを移設。以前から使い続けてきたお気に入りを、新しい相棒でもそのまま楽しんでいる。

とはいえ、JA11を選んだ理由はスタイルだけではない。

ペイさんの趣味は渓流釣りやパックラフト。奥多摩や山梨方面へ出掛けることが多く、ときには舗装路を離れ、川へ近づくためにダートを走ることもあるという。

「あえてオフロードを走りに行くわけではないんです。遊びに行く先に、そういう道が多いんですよね」

この言葉が、ペイさんとジムニーの関係をよく表している。悪路を攻略することそのものが目的ではなく、行きたい場所へ行くために必要だからジムニーに乗る。無理に水の中へ突っ込むことはしないが、「行けるところまでは行っちゃいます」と笑う。

そしてクルマだけでなく、キャンプサイトにもペイさんらしさが満載だ。

オレンジのテントを中心に、並べられているのは鮮やかな原色を使ったヴィンテージテイストのギア。なかでもフランスのアウトドアブランド、LA MARMOTTE(ラ・マルモット)のアイテムなど、ネットを駆使しながら好みのものを集めているという。

好きなのは、90年代のアメリカを思わせるようなポップな色使い。だからこそ、今回出会った黄色いJA11にも強く惹かれた。

家族で出掛けるためのクルマは別にあり、このJA11はペイさん自身が思いっきり遊ぶための一台。しかも「今のところ、さらに手を加えたいところは特にない」というほど、現在の姿がお気に入りだ。

最新でも豪華でもない。でも、山へ川へと遊びに行けて、眺めているだけでも気分が上がる。

長く付き合いたいからこそ選んだJA11は、ペイさんにとって理想的な“遊びの相棒”なのだ。

タイヤ&ホイールは以前乗っていたJB23から移設したお気に入り。ブラックのホイールと存在感のあるオフロードタイヤが、黄色いボディをグッと引き締める。
フロントには購入時から装着されていたメッキバンパーが装備される。丸型ヘッドライトやスクエアなボディと相まって、JA11ならではのクラシカルな表情を強調する。
リアまわりもメッキバンパーが装着され、背面のスペアタイヤもオープンカントリーのR/Tタイヤに交換。リフトアップされた車高とシンプルなバンパーによって、JA11らしい軽快な後ろ姿に。
ルーフキャリアも年代感を感じさせるヴィンテージもので、長尺物などの積載スペースとして活用。この日はパックラフトで使うパドルも積載し、遊びグルマらしい姿を見せる。
ボディに備わる「4WD」エンブレムも、スクエアなJA11のボディによく似合うアクセント。鮮やかなイエローのボディカラーによって、その存在感も際立っている。
リフトアップされた足まわり。ダートを走ること自体が目的ではなく、渓流釣りなどで「行きたい場所へ行く」ために必要な走破性こそ、ジムニーを選ぶ理由だ。
車内のルーフ付近には釣り竿を積載できるロッドホルダーを装備。渓流釣りへ頻繁に出掛けるペイさんらしく、移動時にも邪魔にならないスペースを有効活用する。
オレンジのテントにカラフルなギアを並べた、ポップなキャンプサイト。ヴィンテージテイストを好むペイさんらしく、原色を効かせたアイテム選びが楽しい。
カラフルなボトルやクーラーボックスなど、サイトを彩るギアもペイさんのこだわり。クルマからキャンプ道具まで、好きな色と世界観で統一して楽しんでいる。
【OWNER ペイさん】
OWNERのペイさん。渓流釣りやパックラフトを楽しみ、奥多摩や山梨方面へ出掛けることも多い。遊びのフィールドへ向かう相棒としてJA11が活躍中だ。

【GO OUT CAMP 猪苗代】
開催日:7月31日(金)~8月2日(日)
開催場所:天神浜オートキャンプ場

PHOTO:塩谷佳史

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