2.8Lエンジンと4輪オーバーフェンダー

『NISMO 270R』(前期型S14シルビアK’sをベースに1994年発売)に続くコンプリートカー第二弾として開発された。

最大の特徴は『R33GT-R V・spec』の新車をベースに大森のニスモ本社工場(当時)で生産されたこと。完成車両はすべて日産の追浜テストコースに持ち込まれ、慣らし運転と性能確認が行われた。

エンジンはJTC(グループA)やスパ・フランコルシャン24時間レース優勝で勇名を馳せた日産工機が開発。2.8L『RB-X GT2』を搭載。ターボチャージャーはメタルのN1タービンを採用し、400ps/6800rpmの最高出力と47.8kg-m/4400rpmの最大トルクを発揮。プロペラシャフトはカーボン製を採用。マフラーはフルチタン製の400R専用品を備えていた。

足まわりは、ビルシュタイン製の専用ダンパーとリンク類の組み合わせ。タイヤサイズは275/35R18で、全国の車検場を通すために4輪オーバーフェンダーが装着された。

エアロパーツは、前後バンパーをはじめ、可変式カーボン製ダブルウイングタイプリアスポイラー、サイドスカートなどを新たに開発。カーボン製LMボンネットにはGT車両をモチーフとしたエアアウトレットが設けられていた。

1200万円という車両本体価格も話題になった。99台の生産が計画されたが、実際に生産されたのは44台といわれている。

【NISMO 400Rの主要装備】

■RB-X GT2エンジン

■400R専用)ECU

■スポーツ触媒

■ツインプレートクラッチ

■カーボンプロペラシャフト

■空冷式オイルクーラー

■スポーツインタークーラー

■N1ラジエーター

■ビルシュタイン製ショックアブソーバー

■強化コイルスプリング

■強化サスペンションマウントキット

■強化スタビライザー

■N1リンクキット

■強化サスペンションブッシュ

■強化デフマウント

■400R専用エアロパーツ

■チタンマフラー

■275/35R18(POTENZA RE710kai)

■NISMO LM/GT1鍛造アルミホイール


■REVSPEED

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