軽快なミドルクラスを攻める!

EICMA2026にて、イタリアの古参「ベネリ(Benelli)」から新型モデルの「Tornado Naked Twin 700(トルネード ネイキッドツイン700)」が発表された。

ベネリは3気筒のSSモデル、トルネード900を筆頭に、ネイキッドタイプのTNT1130/R、752Sといった大型車も開発してきたが、現在は125~500ccクラスが主流で、日本においては正規輸入元であるプロトによって原付二種~ミドルクラスの8車種ほどが展開されている。

実績のある700㏄パラツインを搭載

さて、新型のトルネードネイキッドツイン700は、アドベンチャーモデルのTRK702で実績のある水冷698㏄のパラツインエンジンを搭載(180度クランク)。最高出力は73.4ps、最大トルクは67N・mとなっており、欧州のAT免許保持者用に出力を48psほどに抑えたバージョンもラインナップされる。現在のベネリ・ラインナップでは中核を担うセグメントとなりそう。

渾身のトータルデザイン!

外観では独特な二灯プロジェクターヘッドライトとT字型のディライトを備えて、まさに車両の特徴をとらえた“顔”になっている。

リヤウインカーがブレーキとポジションランプを兼ねることですっきりとしたテール周りを実現。

ウインカー内蔵のハンドガードやラジエターシュラウドを備えたストリートファイター的なフォルムは、新型トルネードネイキッド125や昨年(2025年)に発売されたトルネードネイキッドツイン550(日本未発売)に酷似しており、排気量的にも兄貴分という位置づけだ。

写真はトルネードネイキッドツイン550

走りの機能も充実!

クイックシフターやアシスト&スリッパークラッチが投入されるだけでなく、クルーズコントロールや3 つのライディングモードも採用して走る楽しみを追求! さらに、タイヤ空気圧センサーのほか、グリップヒーターやシートヒーターがあるので冬場も快適だ。

ホールド性の良さそうな燃料タンクの容量は約15.5Lに設定。これも先の550と同じサイズで750クラスならほぼ中央値、ミドルクラスのスポーツバイクと考えれば十分な大きさといえるだろう。

ナビや音楽も楽しめちゃう!

メーターは5インチTFTディスプレイを採用。BluetoothやWi-Fiとの接続も行え、地図表示やナビゲーション、通話/音楽の操作も可能。USB-Cポートも標準装備されるので充電しながらスマホの使用もできる。

シート高は805㎜に設定。装備重量は195kgとこのクラスではやや軽めだ。その他の詳細なスペックはまだ公表されていない。発売は2027年後半を予定している。