MotorFan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • MotorFan[モーターファン]
  • モーターファンテック
  1. TOP
  2. バイク
  3. ニュース・トピック

続・カワサキ Ninja400はなぜ人気? CBR400RとYZF-R3と比べてみた【400cc比較】

  • 2018/08/14
  • MotorFan編集部
このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の400ccモデルカワサキ・ニンジャ400のライバルといえば、同じ水冷4ストローク2気筒400ccエンジンを搭載したホンダCBR400RRと、排気量はやや小さな320ccのヤマハYZF-R3。これらの諸元を比べると、ニンジャ400の特徴が見えてきた。
REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)

≪サイズの比較≫

Ninja400
全長×全幅×全高:1,990mm×710mm×1,120mm
ホイールベース:1,370mm
シート高:785mm
車両重量:167kg

CBR400R
全長×全幅×全高:2,080mm×750mm×1,145mm
ホイールベース:1,410mm
シート高:785mm
車両重量:194kg

YZF-R3
全長×全幅×全高:2,090mm×720mm×1,135mm
ホイールベース:1,380mm
シート高:780mm
車両重量:170kg

全幅710mmまでコンパクト化されたニンジャ400のハンドル周り。
 ニンジャ400の全長は、CBR400Rよりも90mm、ホイールベース(軸距)は40mm短いのが特徴。重量はCBR400Rよりも27kg軽量。大柄でどっしりとした“ツアラー色の濃い” CBR400R に比べ、ニンジャ400はコンパクトで車体も軽いから、渋滞も苦にならずに走行できそうだ。

≪タイヤサイズの比較≫

Ninja400
前110/70-17 後150/60-17

CBR400R
前120/70-17 後160/60-17

YZF-R3
前110/70-17 後140/70-17

3車とも17インチホイールを装着。ニンジャ400とCBR400Rはラジアルタイヤ、YZF-R3はバイアスタイヤを採用。ニンジャ400が60%扁平の150mm幅、CBR400Rが60%扁平の160mm幅のリヤタイヤでリヤビューも非常にグラマラス。

≪ブレーキの比較≫

Ninja400
前:シングルディスクφ310mm(外径) 後:シングルディスクφ220mm(外径)
前:2ポットキャリパー 後:2ポットキャリパー

CBR400R
前:シングルディスクφ320mm(外径) 後:シングルディスクφ240mm(外径)
前:2ポットキャリパー 後:1ポットキャリパー

YZF-R3
前:シングルディスクφ298mm(外径) 後:シングルディスクφ220mm(外径)
前:2ポットキャリパー 後:1ポットキャリパー

ウエーブ型のφ220mmリヤディスクローター、2ポットリヤキャリパー、150/60-17リヤタイヤ、17インチキャストホイールを採用したニンジャ400。
3車とも前後に抜群の制動力を誇るディスクブレーキを装備。CBR400Rのディスクローターは前φ320mm、後φ240mmの大径タイプを採用。Ninja(ニンジャ)400のリヤキャリパーはより安定した制動力を発揮する2ポット。

≪フロントフォークの比較≫

Ninja400
正立タイプ/インナーパイプ径:φ41mm

CBR400R
正立タイプ/インナーパイプ径:φ41mm

YZF-R3
正立タイプ/インナーパイプ径:φ41mm

 3車とも正立タイプでインナーパイプ径φ41mmサイズを採用。CBR400Rにはフロントフォークスプリングの硬さ調整が可能な「プリロードアジャスター」が装備される。

≪リヤサスペンションの比較≫

Ninja400
リンク式サスペンション/5段プリロード

CBR400R
リンク式サスペンション/9段プリロード

YZF-R3
リンクレスサスペンション/7段プリロード

3車とも体重や乗り方に合わせたプリロード調整が可能。ニンジャ400とCBR400Rは、粘り強い追従性&高い走行安定性を誇るリンク式サスペンションを採用。

≪燃料タンク容量と燃費の比較≫

Ninja400
ガソリンタンク:14ℓ
燃費:32.0km/ ℓ

CBR400R
ガソリンタンク:16 ℓ
燃費:39.7km/ ℓ

YZF-R3
ガソリンタンク:14 ℓ
燃費:41.3km/ ℓ

 燃費はカタログ値(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)。単純計算でガソリン満タン時の航続距離は、ニンジャ400が448km、CBR400Rが635.2km、YZF-R3が578.2km。排気量320ccのYZF-R3は400ccモデルを凌ぐ低燃費を実現しているのが特徴だ。

≪価格の比較≫

Ninja400
699,840〜716,040円
(カラーリングにより異なる)

CBR400R
783,000円

YZF-R3
642,600円

 3車ともABS装着車の税込み価格。カラーによっては60万円台で購入できるNinja(ニンジャ)400は、パワーや装備等を考慮すると非常にお買い得なモデルと言えよう。

ライバル車おさらい

ホンダCBR400R

 「AGGRESSIVE SPEED SHAPE」をスタイリングコンセプトに、CBR シリーズのフラッグシップモデル「CBR1000RR」の伝統を受け継ぐスピード感あふれるフルカウルデザインを採用。低・中回転域から高回転域までスムーズな出力特性で扱いやすく、燃費性能に優れた水冷DOHC直列2気筒エンジンを搭載したスポーツモデル。

 動弁系はバルブ挟み角、ポート形状、燃焼室形状の設計自由度が高いDOHCとし、摩擦の低減に効果的なローラーロッカーアームやサイレントカムチェーンを導入。また、180°位相クランクの採用とともに、バランサーの位置をシリンダーの背面とすることでエンジンの低振動化とコンパクト化を実現。優れた静粛性も獲得している。

 フロントはフレームとの剛性バランスを最適化したインナーチューブ径φ41mmのテレスコピックタイプ。プリロード調整機構を採用し、ブルーアルマイト処理を施したフォークキャップを装備。リヤはプリロード調整機構を備えたプロリンクを採用し、足周りの軽量化とマス集中化に寄与している。

17インチの前後ホイールは、軽量かつシンプルな断面形状で、しなやかに路面変化に対応するY字型スポークのアルミキャストを採用。

ブレーキはフロントにφ320mm、リヤにφ240mmのウェーブディスクを採用。また、ブレーキのかけ過ぎや急な路面変化によるタイヤのロックを回避し、車体コントロール性と制動性能の維持をサポートするABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も標準装備している。

鋭く切れ上がったデザインのLEDデュアルヘッドライト、シャープなリヤビューに映えるクリアレンズ仕様のLEDテールランプを採用した外装もポイント。

メーターは燃料計や時計に加え、瞬間/平均燃費、燃料消費量表示機能などさまざまな情報を集約したフル液晶タイプ・コンビネーションメーターを装備。

ヤマハYZF-R3

 YZF-R3は「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに開発。 250ccから320ccへボアアップしたエンジンは、ピーク馬力が伸びるだけでなく、低中速域での扱いやすさと中高速域での高揚感、燃費などをうまくバランスさせているのが特徴だ。

 エンジンは低燃費を誇る水冷DOHC直列2気筒4バルブのフューエルインジェクション仕様。エアクリーナーのファンネル長、エキゾーストパイプ長、ECUのセッティング等をR3専用に最適化。軽量ボディとの組み合せとも相まって、高速域でのゆとりある加速力、高速巡航時の安定性、低振動化などを実現している。

 豊かなパワーと力強いトルクにより、街中でも扱いやすく、高回転域ではよりスポーツ性が高められた動力性能を備えているのが特徴。250ccモデルのR25のエンジン性能を全域において上回るR3は、400ccクラスと比べても充分に引けを取らない性能を備えている。

 R3の大きな魅力は「パワーウェイトレシオ」。250ccクラスの軽い車体(170kg)に、320ccの42psエンジンを搭載したR3のパワーウェイトレシオは4.04。

 パワーウェイトレシオとは、重量を馬力で割ったもので、一般的に数値が小さいほど加速やスピードが出しやすくなるのが特徴。R3は250ccクラスだけでなく、一般的な400ccフルカウルスポーツモデルと比べても非常に優れたパワーウェイトレシオを実現しているのが特徴だ。

おすすめのバックナンバー

自動車業界 特選求人情報|MotorFanTechキャリア

「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ

motorfuntech

自動運転特集

自動運転特集 一覧へ

新型コロナウイルスと自動車業界

新型コロナウイルスと自動車業界 一覧へ

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい!

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい! 一覧へ

解決します! 交通ルールの素朴なギモン

解決します! 交通ルールの素朴なギモン 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ