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間もなく新型登場のトヨタ86、スバルBRZ。初代モデルは結局、成功したのか? マツダ・ロードスターの販売台数も見ながら考えてみる

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2012年に登場したSCION FR-S(サイオンFR-S)。もちろん、のちのトヨタ86である。

4月5日、トヨタGAZOOレーシングとスバルが、合同でイベントを開催する。発表されるのは、新型トヨタ86(GR86)とスバルBRZだろう。スバルとトヨタの共同開発によるFRスポーツは、ついに第二楽章に入るわけだ。では、現行(初代)の86/BRZはセールス的に成功したのだろうか? 最重要市場である北米の販売台数を見ながら考えてみよう。

ご存知の通り、トヨタ86とスバルBRZは、トヨタとスバル(旧・富士重工)が共同開発したFRスポーツカーだ。スバルとしては初めての量産後輪駆動車であり、トヨタとしては久しぶりのFRスポーツカーだった。スバル製2.0ℓ水平対向4気筒DOHC自然吸気エンジンを搭載、生産もスバルの群馬製作所が担当した。

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2012年のSCION FR-S
2013年型スバルBRZ

登場したのは86/BRZともに2012年だ。


2021年でデビューから9年が経ったわけだが、毎年のように細かな改良が施され、スポーツカーとして熟成していった、という言い方もできる。
ちなみに、デビュー年次は
日産GT-R:2007年
日産フェアレディZ:2008年
トヨタ86/スバルBRZ:2012年
マツダ・ロードスター(MX-5):2015年

となっている。
スポーツカーの主要市場は、いうまでもなく北米だ。ここでは、データを参照可能な北米販売台数を見ていこう。

2012〜2020年北米販売台数推移 トヨタ86 vs スバルBRZ

デビュー年の2012年の北米販売台数は
SCION FR-S:1万1417台
SUBARU BRZ:4144台
だった。
FR-R? そうなのだ。トヨタ86は、デビューから2015年はトヨタのサイオン(SCION)ブランドのモデルとして販売されていたのだ。サイオンは、トヨタが北米の比較的若い層(ジェネレーションY)に向けたブランドだった(2003年〜2016年)。

2017年型トヨタ86
2017年型トヨタ86
2017年型スバルBRZ
2017年型スバルBRZ

12年はフルに12カ月販売したわけでないのだが、登場するやいなや1万台オーバーの販売台数をマークしたのだからこれはヒットと言っていい。翌13年は
FR-S(86):1万8327台
BRZ:8587台
と両モデルがもっとも売れた年になった。

販売力がトヨタとスバルでは大きく違うから、販売台数が違うのは当然だ。コロナ禍の影響のなかった2019年の北米販売台数は
トヨタ(トヨタ+レクサスブランド):242万6673台
スバル:70万117台
だから、スバルの販売台数はトヨタの3割弱。
ということは、FR-S(86)が1万8327台だったら、BRZは5500台程度ということになる。これが8587台なのだから、BRZは大ヒットと言っていいだろう。

2020年型トヨタ86 HAKONE

両モデルとも、2013年をピークに販売台数は減少。前年を超えたことはなかった。2020年は86が2476台、BRZが2267台。前述したスバルはトヨタの3割だとしたら、BRZの人気を維持し続けたと見ることもできる。

ピークの2013年に対して2020年は
86:13.5%
BRZ:26.4%
と、BRZの人気の方が北米では底堅かったわけだ。

2019年型スバルBRZ

では、今度はマツダMX-5(ロードスター)の販売台数も加えたグラフを見てみよう。

2012〜2020年北米販売台数推移 トヨタ86 vs スバルBRZ vs マツダMX-5

現行ND型がデビューしたのが2015年。16年にはMX-5が86、BRZの販売台数を上回り、17年にはMX-5の販売台数は86+BRZを超えた。MX-5で注目すべきは20年の販売台数が19年を上回っていることだ。

2012年のMX-5は前型NC型だった。

「ブランド価値の向上」という目的だけでは、スポーツカーを作り続けることは難しい。燃費規制や衝突安全基準の強化など、販売台数が限られるスポーツカーを取り巻く環境は厳しくなっている。トヨタ86/スバルBRZ、マツダ・ロードスター、まもなく新型が登場するであろう日産フェアレディZなど、スポーツカーを作り続ける自動車メーカーには敬意を払いたい。

2019年型マツダMX-5(ロードスター)、コロナ禍でロードスターの販売台数は増えたのだ。
北米ではすでに発表された(発売はまだ)2022年型スバルBRZ。間もなく日本仕様も発表だ。

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