未来と文化を体感できる総合モビリティイベントに進化!

東京ビッグサイトで10月30日から開幕する「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー2025)」は、単なる自動車展示会を超えた総合モビリティイベントとして大きな進化を遂げている。従来から続く国内外メーカーによる最新モデルや技術展示に加え、今年は「ワクワクする未来を、探しに行こう!」というテーマを打ち出した。その結果、会場全体が体験型アトラクションとして生まれ変わり、来場者は眺めるだけでなく、乗って触れて、モビリティがもたらすワクワクを実感できるイベントとなっている。

注目すべきは、世界初公開の新型モデルや日本市場向けに改良された市販車はもちろん、最新モータースポーツマシンまで、自動車ファンにとっても見逃せない豊富な展示内容が揃うことだろう。また、モビリティの歴史を体感するエリアでは、時代を彩った往年の名車が当時のカルチャーとともに展示され、若者から大人まで世代を超えて楽しむことができる。
一方では、ファミリー層やライトユーザー層を意識したプログラムも拡充している。子ども向けには「キッザニア」とのコラボレーションコンテンツである「Out of KidZania in Japan Mobility Show」を今回も実施し、学びながら楽しめる環境が整う。また、家族で楽しめるインタラクティブ展示や試乗コンテンツも増え、クルマに詳しくない人でも気軽に参加できる仕組みが整えられている。フードエリアも「JMSグルメストリート」としてパワーアップし、バラエティ豊かなグルメを楽しめる。

「Tokyo Future Tour 2035」で未来の都市とモビリティを体感

未来技術に関心の高い来場者には「#FUTURE」エリアがオススメだ。ここで中心的に展開されるのが「Tokyo Future Tour 2035」である。このプログラムは10年後の都市と暮らしを具体的に描き出し、未来を見て、触れて、乗って、創り上げる体験を通じて提示する。エアモビリティの試乗体験や次世代モジュール車両の展示、都市インフラとモビリティの融合を示すシナリオ空間など、従来のモーターショーにはない没入感を提供する。来場者は日常生活の延長線上にある2035年の街並みをシミュレーションした大規模空間を体験することで、より良い未来へのヒントや新たなアイデアと出会うことができるだろう。

このプログラムは単なる展示ではなく、未来社会を総合的に示す舞台装置として構成されている。出展は自動車メーカーに限らず、都市インフラ企業、エネルギー事業者、スタートアップなど170社以上が連携し、未来の暮らしにおける移動、電力供給、デジタルサービスがどのように統合されるかを提示する。
例えば自動運転車が都市交通網と連動して人々の移動を最適化するシナリオや、空飛ぶクルマが観光や物流に導入されるビジョンなどがわかりやすく描かれている。来場者はその空間を歩くことで、単なる製品展示ではなく、社会全体の構造変革を体感できる。

また、未来生活の一場面を再現するエリアでは、住宅や商業施設とモビリティがシームレスにつながる姿を示し、2035年の都市生活像を鮮明に描き出している。こうした演出は従来の自動車ショーには見られなかった挑戦であり、未来を実感させるTokyo Future Tour 2035の独自性を際立たせている。
また、環境配慮の取り組みも進む。再生可能エネルギーを利用した充電システムやリサイクル素材の車体展示が行われ、環境型モビリティの最前線を体感できる。
あの時代のワクワクがよみがえる!モビリティの歴史と文化を体感

文化的切り口からモビリティを捉える「#CULTURE」エリアも見どころだ。「Mobility Culture合同展示~タイムスリップ·ガレージ~」では、時代を遡りながら過去から現在に至る文化や世相と共に輝いてきた乗り物が登場し、当時を知る人には懐かしく、初めて触れる人にとっても好奇心を刺激し胸を高鳴らせる体験が提供される。

モビリティの歴史を当時のカルチャーに絡めながら展示するコンテンツとなっている。「1960〜70年代の高度成長とモータリゼーション」「1980〜90年代の日本の自動車の黄金期」「2000年代のエコとモータリゼーションの多様化」といった各年代ごとに展示エリアを分けて、それぞれの年代の世相を表したガレージ装飾で展開されるので注目だ!



自動車が移動手段を超え、時代を映す文化の象徴であることを示すことで、若い世代には新鮮に、年配層には懐かしさを呼び起こす。また音楽やファッションと融合した展示も展開され、生活文化全体に及ぶモビリティの広がりを感じられる。
加えて、これまでも人々の生活に深く根ざし、ワクワクをもたらす存在であり続けてきたクルマやバイクを中心に、様々なモビリティとそれぞれが持つストーリーに焦点を当てた、モビショーならではの特別なプログラムが用意される。モビリティ好きが本気で楽しめる構成となっており、単なる展示を超えて「文化を体験する場」としての魅力を強めている。


東ホールの屋外エリア「Performance Zone」では迫力の走行パフォーマンスを実施。ジムカーナ&ダートトライアル、ラリー、ドリフトのデモ走行、鈴鹿8耐パフォーマンスや、次世代燃料車のショーラン、SUVの悪路走行などで来場者の五感を刺激する。あわせて、「先進安全自動車(ASV)」の公道試乗体験プログラムも行われ、日常の運転を支える最新の安全機能を、自らの運転で確かめられる貴重な機会だ。

さらに、貴重なスーパーカーや個性豊かなカスタムカー、人気が高まるキャンピングカーといった幅広いモビリティが集結し、来場者同士の交流を生むコミュニティゾーンも設けられる。子ども連れにも楽しめる「はたらくモビリティ」展示や大人気のトミカコーナー、全国各地の特産品が並ぶ軽トラ市など、家族全員がワクワクできる企画も揃う。「#CULTURE」エリアは、まさにモビリティを愛する人々の熱量を凝縮した空間として、モビリティの過去・現在・未来を繋ぐハブとなっている。

お得なチケットと便利な公式アプリで、モビショーをフルに楽しもう!
ジャパンモビリティショー2025のチケットは、一般前売り券が2700円、当日券は3000円となっている。一般公開日(月~土)の16時以降に入場できる「アフター4」は1500円で、仕事や学校帰りにも立ち寄りやすい設定だ。高校生以下はすべての時間帯で無料となっており、家族連れにも優しい料金体系になっている。さらに、土日・祝日の一般公開日に9時から入場できる「アーリーエントリー」は、高校生以下を含め各日3500円で5000枚を用意。小学生以下は保護者同伴に限り無料となる。

また、「Japan Mobility Show 2025公式アプリ」は、会場マップやタイムテーブル、出展者情報などの基本情報に加え、体験コンテンツの予約やチケット管理も一括で扱える。自分だけの回遊ルートを提案する「ワクワクナビ」機能により効率的な会場の回り方を支援。ステージ/体験プログラム一覧、フードエリアの混雑状況表示まで備え、スマホ一つでモビショーを存分に楽しむための強力なガイドとなる。

新しい試みの積み重ねにより、ジャパンモビリティショー2025は展示会から総合エンターテインメントイベントへと進化している。自動車ファンには技術と情熱の最前線を、イベント好きには多彩な体験を。技術を学び、文化を知り、仲間と体験を共有できる場として、日本の自動車イベントの新しいスタンダードを提示している。今、チケットを手にして足を運ぶ価値はかつてなく高まっている。未来を先取りするモビショーを見逃す手はない。
Japan Mobility Show 2025 Website