
ヤマハ・YZ125X ……770,000円(消費税10%を含む)
ヤマハ・YZ250X ……819,500円(消費税10%を含む)
ヤマハ・YZ250FX……1,006,500円(消費税10%を含む)
ヤマハ・YZ450FX……1,265,000円(消費税10%を含む)

YZ450FXはエンジンと車体を専用チューニング
今回発売されるのはYZ450FX、YZ250FX、YZ250X、YZ125Xの4モデル。いずれも鮮やかなレーシングブルーを基調とした新グラフィックを採用し、YZファミリーとしての統一感を強調している。
なかでもフラッグシップのYZ450FXは、モトクロッサーYZ450Fをベースにクロスカントリー競技向けへ最適化。低速域から中速域での扱いやすさや快適性を重視し、長時間のライディングにも対応する仕様となった。
449cc単気筒エンジンはカムシャフトのバルブタイミングを変更し、吸排気バルブのオーバーラップを縮小。低回転域での出力特性をスムーズにするとともに、スロットル操作に対する扱いやすさを高めている。
さらにACMローターの外径を95mmから97mmへ拡大し慣性マスを増加。低回転域での粘り強さを向上させたほか、ドリブンスプロケットを50丁から51丁へ変更し、低速域でのコントロール性を高めている。これによりエンスト発生の低減も図られた。
油圧クラッチと国内専用サスペンションを採用
クラッチにはYZ450Fと同様の油圧式クラッチを採用した。連続走行時でもミートポイントの変化が少なく、レース中の調整が不要。さらにクラッチスプリングなどの仕様変更により、レバー操作荷重をYZ450F比で15%低減している。
車体ではエンジン懸架ブラケットを見直した。フロント側サブブラケットやリヤ側ブラケットの形状と肉厚を変更し、低中速域で最適な剛性バランスを実現。クロスカントリー走行で求められる快適性と安定性を両立している。
前後サスペンションは国内専用セッティングを採用。初期から中間域の作動性を高めることで、ウッズライディングを中心とした低中速域での乗り心地を向上させた。あわせて高速域での安定性やコーナリング時の軽快感、加速時のトラクション性能も追求している。
軽量化したブレーキと新タイヤを装備
リヤブレーキはキャリパーやディスク、ホースなどを見直し軽量化を実施。操作性やコントロール性も向上させた。リヤブレーキペダルは先端部のみ交換可能な構造とし、メンテナンス性も高めている。
標準装着タイヤは従来のDUNLOP MX33からDUNLOP AT82へ変更。トラクション性能と走破性を向上させるとともに、前後合計で約600gの軽量化を達成した。リヤタイヤは装着方向を変更できる双方向ローテーション機能を備え、幅広い路面状況に対応する。
YZ450FXの主な特長
1)カムシャフトの作用角やACMローターの変更により操作性向上とエンストしにくい449㎤エンジン

低回転域から中回転域を多用し、時にロングライドも行うエンデューロ/クロスカントリー向けに、パワフルで戦闘能力の高いエンジンを最適化。ピークパワーを抑え、幅広い状況でスロットルを開けやすく、扱いやすい特性へとチューニングした。カムプロフィールはそのままに、バルブタイミングを変更(吸排バルブのオーバーラップを小さく)、低回転時のトルクを抑えスムーズな出力特性とした。
またACMローターの外径を2026年モデルの95mmから97mmへ拡大することで慣性マスを増やしてトルク変動を抑え、低回転時の粘り強さを獲得。加えてドリブンスプロケットを50丁から51丁に変更しバランスを図ることで、多用する低速走行時に、有り余るパワーをほどよく抑制しながら充分な加速力を発揮。シビアなスロットル操作が不要となり、長時間のハードライディングを可能にする。さらにエンストの発生も低減し、極低速走行時の安心感を高めている。
2)レバー荷重を低減し、操作フィーリングを向上させた油圧クラッチ
「YZ450F」同様の油圧式クラッチを採用した。連続走行でもミートポイントが変化せず、レース中の調整が不要で、ライダーの負担を軽減する。低速走行時にも駆動力を微調整しやすいクラッチ特性としている。また、クラッチスプリングやスプリングセットの高さを変更し、レバー操作荷重を「YZ450F」に比べて15%低減。ロングライド時でもライダーの疲労感を軽減する。
3)エンジン懸架ブラケットをチューニングし、低中速域にて最適な車体剛性を発揮
「YZ450F」譲りのフレームを継承しながら、低中速域でのコンフォート性の向上を図るため、エンジン懸架ブラケットを仕様変更。フロント側は、二枚重ね構成を2026年モデルの「YZ450FX」から引き継ぎつつ、サブブラケットの形状を変更した。一方、リア側は、左側を新作し、「YZ450F」よりも2.0mm薄肉化し形状も変更。これらの微調整により、多用する低中速域において最適な車体剛性を発揮する。
4)日本専用セッティングにより、初期から中間域での作動性を高めた前後サスペンション
前後とも「YZ450F」と同一コンポーネントを採用したサスペンションは、レースからファンライドまで幅広いライダー層をカバーできる国内専用セッティングを施し、初期から中間域の作動性を向上した。ウッズライディングを中心とした低中速域での快適な乗り心地を実現するとともに、高速域での安定性も両立。また、ブレーキングからコーナリングに至る倒し込みの軽快感と加速時のトラクション性をともに向上。リラックスしながら狙い通りの走行ラインに乗せられる車体特性としている。
5)軽量化と高いコントロール性を両立したリアブレーキ
「YZ450F」と同一のリアブレーキシステムを採用。キャリパーの形状とピストン径の変更、ブレーキディスクの小径化、ブレーキホースの材質変更などにより軽量化を達成しつつ、コントロール性や操作性を向上した。ディスクの小径化は悪路走破性の向上にも寄与。また、リアブレーキペダルはレバーレシオを変更し、操作性も向上。ペダル先端のみ交換可能な構造を採用し、メンテナンス性を高めている。
6)トラクション性能の向上と軽量化を図った前後タイヤ
標準装着タイヤを2026年モデルのDUNLOP MX33からDUNLOP AT82に変更し、踏破性を向上。リアタイヤは、装着向き(タイヤパターン方向)を変えることで幅広い路面に対応する双方向ローテーション機能を備えている。ギャップを通過する際にタイヤ全体がストロークする新形状プロファイルにより、トラクション性を高めた。また、前後で600gの軽量化も達成している。
YZ450FXの新しいフィーチャー

主要諸元
車台打刻型式/原動機打刻型式 CJ45C/J362E
全長/全幅/全高 2,170mm/825mm/1,265mm
シート高: 955mm
軸間距離: 1,470mm
最低地上高: 330mm
車両重量: 113kg
原動機種類: 水冷, 4ストローク, DOHC, 4バルブ
気筒数配列: 単気筒
総排気量: 449㎤
内径×行程: 97.0mm×60.8mm
圧縮比: 13.0:1
始動方式: セルフ式
潤滑方式: ドライサンプ
エンジンオイル容量: 1.20L
トランスミッションオイル量: -
オイルタンク容量: -
燃料タンク容量: 7.8L(無鉛プレミアムガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式: フューエルインジェクション
点火方式: TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式: 12V, 2.4Ah(5HR)/BR98
1次減速比/2次減速比: 2.481(67/27)/3.923(51/13)
クラッチ形式: 湿式, 多板
変速装置/変速方式: 常時噛合式5速/リターン式
変速比:
1速:2.500(30/12)
2速:1.800(27/15)
3速:1.350(27/20)
4速:1.100(22/20)
5速:0.880(22/25)
フレーム形式: セミダブルクレードル
キャスター/トレール :27° 00′/121mm
タイヤサイズ(前/後): 80/100-21 51M(チューブタイプ)/ 120/90-18 65M(チューブタイプ)
制動装置形式(前/後): 油圧式シングルディスクブレーキ/ 油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後): テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
乗車定員:1名
※ オフロードコンペティションモデルは国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得することはできません。
※ オフロードコンペティションモデルは道路を走行しますと、道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。
※ 私道、寺社の境内、公園、海辺、堤防上、農道、林道など、いわゆる道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入りできるところは道路とみなされます。走行場所は十分に注意してください。
※ YZ450FXの燃料は無鉛プレミアムガソリン(指定燃料)を使用してください。指定以外の燃料を使用するとエンジン不調の原因となる場合があります。
※ 本仕様は予告なく変更することがあります。
※ 仕様変更などにより、画像や内容が一部実車と異なる場合があります。
※ 車体色は撮影条件などにより実際の色と異なる場合があります。
※ ご使用前には取扱説明書をよくお読みください。
