スズキが開発を進めているとされる次期「カプチーノ」について、新たな情報を入手した。
これまで次期型は、1.3Lクラスの普通車へ移行する可能性が有力視されてきた。しかし最新情報によると、軽自動車規格を維持したまま復活する案が有力候補として検討されているようだ。

スズキ カプチーノ 新型 予想CG

初代カプチーノは1991年に登場したFRレイアウトの軽オープンスポーツである。ロングノーズ・ショートデッキのスタイリングに加え、64psを発生する660cc直列3気筒ターボエンジンを搭載。前後重量配分にも優れ、軽自動車離れしたハンドリング性能で高い評価を獲得した。1998年に生産を終えたが、現在でも中古市場では高値を維持しており、復活を望む声は根強い。

スズキ カプチーノ

ボディサイズは現行軽自動車規格内に

入手した情報では、次期型は現行軽自動車規格を維持する方向で検討が進められているという。
全長は3400mm以下、全幅1480mm以下となり、ホイールベースは2265mm前後と予想される。初代より室内空間や高速安定性の向上が期待できそうだ。

パワートレインは660cc直列3気筒ターボを搭載し、最高出力は自主規制上限となる64ps。トランスミッションは6速MTとCVTが用意され、駆動方式はFRを継承する可能性が高い。

車重は800kg台前半を目標としているとみられ、軽量ボディとFRレイアウトを組み合わせることで、数値以上の運動性能が期待できる。

ホンダS660の生産終了以降、軽オープンスポーツ市場はダイハツ・コペンが唯一の存在となっている。ただし、コペンはFFベースであるのに対し、カプチーノはFRという明確な個性を持つ。仮にFRレイアウトを維持して復活すれば、市場において唯一無二の軽FRスポーツとなる可能性が高い。

エクステリアは初代をモチーフに、ロングノーズを強調したプロポーションを採用。LEDヘッドライトやデイタイムランニングライトなど最新デザインを融合させたネオクラシックなスタイルになると予想される。ルーフは脱着式に加え、電動開閉機構の採用も検討されているようだ。

価格は220万円前後か

予想価格は6速MT車で220万円前後、上級グレードで250万〜270万円程度と予想される。近年はスポーツカー全体の価格上昇が続いているが、この価格帯でFRオープンスポーツが実現すれば競争力は高い。

ワールドプレミアは2027年前後と予想される。ジムニーやスイフトスポーツなど独自のスポーツモデルを展開してきたスズキだけに、新型カプチーノが令和の軽スポーツ市場を再び活性化させる存在となるか、今後の動向に注目したい。