ローダウンもここまでやればアッパレ!

カブシリーズの中でもリトルカブは14インチの小径ホイールだから足着き性も良くて女性にも大人気だった。そんなリトルカブのメリットをさらに高めた・・・・・・わけではないだろうが、凄まじいローダウンを施した一台を発見!

スイングアームがピボットに対して“斜め上方向”に伸びる姿はとくにカブ系のロー&ロングでは往々にして見かけるのだが、ここまで反り返っていると逆に清々しい! 
スポーツモデルなら“ピッチング”とか“スクワット”とか“トラクション”といった専門用語が飛び出すのだが、この車両においては無用だ。このような状態から、筆者の中で『盆栽疑惑(観賞のみ)』が浮かんだが、自走でイベント会場まで訪れたのは事実であり、オーナーは毎日の通勤で往復30kmを走っているというから感服いたす!

クランクケースやレッグシールドが底付きしそうな勢いで「エアサスか?」と思ってしまうくらい低車高で着地している。純正フェンダーがディープフェンダーに見えてくるほどだ! テールランプは約50mm下方に移動させて、ローダウンを強調するテクニックも。

ひときわ低いフォルムに目を奪われるが、他箇所へのドレスアップに対する精神も見逃せない。ボディはキャンディイエローに塗装し、レッグシールド一式やサイドカバー、そしてリム&スポーク、ドラムブレーキパネルにいたるまで黒に仕上げてコントラストを強調している。なおエンジンもブラック塗装しているが、リトルカブ/スーパーカブはFI仕様になった07年式以降はクランクケースが黒くなっている。

前後サスペンションはリジッド仕様

前後の足周りを見てもらえばわかる通り、フロントフォークやスイングアームは純正のままここまでのシャコタンを実現している。フロントフォークはショート加工し、インナーレスとしてリジッド仕様に。リヤショックは、社外のアルミ製だが加工して220mmの長さに設定。スプリングレス仕様としプリロードや減衰調整などは効かない、まさに『漢の生き様』だ!

ローダウンを攻め過ぎた結果、タイヤとの摩擦でフロントフェンダーに穴が空いてしまっている! 新品タイヤに変えたらさらに……汗。

ゴージャス系の色使い!ピンストにも注目

前後フェンダーボディにはKEN THE FLATTOPによるピンストが描かれ、右側のレッグシールドにはオーナー自身がルーターを駆使してエングレービングを施している。これに唐草模様のシート表皮も相まってHOT RODな雰囲気を獲得。

ヘルメットにもKEN THE FLATTOPによるピンストをドロップ。同氏はグリーンナッツのイベントでブース出展することもあり、その場でオーダーすることも可能だ。KEN THE FLATTOP

ボアアップ85cc化で走りも上々!

日常の足として使用していることもあって、パワーユニットも手が加えられている。キタコ製ライトボアアップキットで85㏄化し、排気量に合わせてNIBBI(ニビ)製のφ22キャブレターを装着している。NIBBIとは、イタリア発のブランドで、PEやPWKタイプなどのキャブレターをラインナップ。口径も豊富に揃うため、近年4MINIチューンでも利用者が増えている。なお雨の日でも乗るため、全天候型のパワーフィルターを使用。

海外製のCDIやシフトアップ製強化クラッチなども投入しており、マフラーはホットラップ製のメガフォンタイプをワンオフ加工。エキパイはシリンダー横位置でエキパイをぐるりと一回転! 管長を稼ぎつつ、地面に擦らないレイアウトに変更。ちなみにウルトラマン80(エイティ)のソフビはキックペダルカバーで、キック始動の際は取り外すそうだ。

ハンドル周りもアイデア満載

スクエア形状のヘッドライトには100円ショップで購入したゴミ箱を加工したバイザーを装着。「これで乗れるの?」と思うハンドル角度も、ハーレー乗りなら意外とフツーに?乗りこなせるとか。鉄の棒をツイストさせたミラーステーもユニーク。

撮影したのはこのEVENT!

Mini Motorcycle Nuts Meeting」 ■開催日時:2026年6月14日(日)
横浜市にあるホットドッグショップ「GREEN NUTS」の敷地内で隔月開催されている125㏄以下限定のミーティングイベント(参加無料)。アメリカンな空間にはチョッパーやホットロッド系カスタムをはじめ、王道の4MINI改やUSDMなスクーター、昭和時代のコミューターまでジャンルレスのマシンが集う。今後の開催日などの情報はWEBサイトをチェックしてみよう。

敷地内に展示されている1996yシボレーブレイザーは、250万円でfor SALE
NEWペイント&NEWグリルで、機関を含めて半年掛けて仕上げたんだそう。
ほかにもハーレーの中古パーツ等がコンテナ内で売られていた。

グリーンナッツHP ※最新情報はインスタグラム

【モトチャンプ編集部】