DIREZZA ZⅢで600psオーバーをコントロール

広島トヨタのGR Garage観音がサポートしているR33スカイラインGT-RのオーナーToshiさんは、仲間とサーキットを楽しみながら腕を磨くことを大切にしている。自ら主催する走行会『車交会』もその一環で、年2回TSタカタサーキットを貸し切り、同じ志を持つ仲間たちと走る機会をつくり続けている。

最大のこだわりは、640psの高出力にも関わらず、DIREZZA ZIIIを履いていること。よりハイグリップなタイヤを履けば、もっと速いタイムが狙えるが、ハイグリップに頼るのではなく、限られたグリップの中で、腕を磨きたい考えだ。目標はTSタカタで、57秒台に入れること。
エンジンは1mmオーバーサイズのRB26DETTで、鍛造ピストン、REIMAXカム、NISMOサージタンク、HKS GTIIIシングルタービンを組み合わせる。制御はHKS F-CON V Proで、セッティングは山口県のワークス原が担当。駆動系はOS技研フルクロス5速ミッションやATS製カーボンツインクラッチを備える。

山田英二が試乗。「そのタイヤ選択こそが課題であり魅力でもある」と、まずは指摘。「エンジンはかなりパワフルで、夏のこの時期でも500ps以上は出ている印象。しかし、岡山国際の速度域ではリアの安定感が足りず、ブレーキを踏まない、アクセルOFFだけで入るコーナーでもリアが抜けやすい。メカニカルグリップを高めるのが、スキルアップにも有効」と説く。
「ABSレスでもブレーキの前後バランスはよく、違和感なくコントロールできた。エンジン性能を受け止められる足まわりに仕上げれば、もっとセオリーどおりの運転がしやすく、安心感も増したうえで、速く走れる」という。

もっとも、セッティングの変更で実現できるレベルの話。どこをどうしていくか、答えを導き出すのも、チューニングカーでのスポーツドライビングの醍醐味だ。
■鍛造ピストン
■REIMAXカムシャフト
■NISMOサージタンク
■HKS GTIIIタービン
■HKS F-CON V Pro Ver.3.4
■トップシークレット チタンストレートマフラー
■ARC大型インタークーラー
■TRUSTラジエーター/オイルクーラー/ブローバイタンク
■OS技研フルクロス5速ミッション
■ATSカーボンツインクラッチ
■カーボンプロペラシャフト
■旧Buddy Club広島仕様・別タンク式車高調
■Swiftスプリング F 18kg/mm R 16kg/mm
■alconモノブロックキャリパー+355mmローター(F)
■BNR34純正キャリパー+V36系大径ローター(R)
■DUNLOP DIREZZA ZIII 295/30R18
■MID RACING R50 EVO 18×10.5J
■スポット溶接/リベット補強/パネルボンド補強
■ストラット周辺補強/48mm引き抜き鋼管ロールケージ
■RECAROシート/STACKメーター/ロールケージ
■トップシークレット フロントバンパー
■純正加工フロントフェンダー
■ハセミ サイドステップ/リアマッドガード
■VOLTEXGTウイング/ドライカーボンボンネット
■広島トヨタGR Garage観音
広島県広島市西区観音新町4-10-134
TEL 082-291-1008
https://www.hiroshima-toyota.co.jp/tenpo/grgarage_kanon










