Himax Technologiesは、車載用TDDI(タッチ&ディスプレイドライバ統合)で⾼速eDPインターフェースをサポートするHX83196/HX83197シリーズを9月8日に発表した。
HX83196/HX83197シリーズは、eDP(Embedded DisplayPort)インターフェースやローカルディミング(部分駆動)機能をシングルチップに統合。ブリッジICやSerDesを削減できるため、システムコストと消費電力を低減しつつ大画面・高解像度化に対応する。
「Himaxは、車載ディスプレイIC市場に20年近く深く携わり、複数の技術分野で主導的な地位を確立するとともに、業界で最も包括的な車載ディスプレイICポートフォリオを構築してきました。スマートカーのインテリアにおいて、より大型で⾼解像度のディスプレイや、ますます多様化するディスプレイ構成へと市場が向かう中、当社はお客様のニーズに合わせたより多くの選択肢を提供できるよう、革新的な技術と製品の開発•導入を続けています。当社の新しいeDPTDDIはその一例であり、⾼度なタッチ機能を備えた大型⾼解像度車載ディスプレイをサポートすると同時に、ディスプレイ設計を簡素化し、コストを削減します。すでに複数の顧客プロジェクトが進行中です」と、Himaxのタッチ&ディスプレイ事業部門担当副社長であるミンチェン•チウ氏は述べた。
新しいeDP TDDIの⾼度な機能については、以下の通り。
[大型⾼解像度ディスプレイ向けの柔軟なカスケード接続]
車載ディスプレイシステムは、ふたつのeDP TDDIをカスケード接続するために、ひとつのeDP出力インターフェースのみを必要とする。ひとつのeDP TDDIは最大17インチ、3K解像度のディスプレイをサポートし、2チップのカスケード構成では最大30インチ、6K解像度のディスプレイをサポートする。
[⾼解像度タッチディスプレイと滑らかな映像性能]
2,560のソースチャンネルと1,280のタッチチャンネルを備え、60Hzと90Hzのリフレッシュレートをサポート。大型⾼解像度タッチディスプレイと滑らかな映像性能を実現する。
[⾼集積化によるシステムアーキテクチャの簡素化とコスト効率の向上]
eDP 1.2インターフェースを統合することで、従来の車載ディスプレイアーキテクチャで必要だったeDP‑OLDIブリッジICが不要。シングルディスプレイアプリケーション向けには、Direct DPアーキテクチャもサポート、SoCは追加のSerDesなしで単一ケーブルを介してeDP信号をeDP TDDIに直接送信できるため、システムアーキテクチャがさらに簡素化され、コストが削減される。
[データ伝送効率の向上と⾼画質表示]
eDP 1.4 DSC(ディスプレイ ストリーム圧縮)技術を統合し、⾼解像度画像伝送に伴うビットレートと消費電
力を削減すると同時に、電磁干渉(EMI)の軽減にも寄与。HDR10+のサポートにより、明るい部分と暗い部分の両方でコントラストとディテールが向上し、より自然で洗練された画質を実現する。
[ディスプレイ設計を簡素化するALSオンパネルアーキテクチャ]
パネル内蔵型環境光センサー(ALS)用のインターフェースに対応、ディスプレイのベゼルスペースを占有することなくALSをパネル上に直接配置できるため、よりすっきりとした洗練されたディスプレイデザインを実現する。

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