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※アイボリーは日本限定カラー&スタイリング
ヤマハ・XSR900 ABS……1,320,000円(消費税10%を含む)
ヤマハ・XSR900 ABS 日本限定カラー……1,353,000円(消費税10%を含む)


ヤマハ・XSR900 ABS 日本限定カラー&スタイリング

ヤマハが、スポーツヘリテージモデル「XSR900 ABS」の2025年モデルを発表した。最新の電子制御システムを採用し、サスペンションの最適化や快適性の向上など、様々な進化を遂げた新型モデルである。
最新テクノロジーを搭載し、さらに洗練された走行性能
2025年モデルの「XSR900 ABS」は、先代から受け継いだクラスプレーン・コンセプト※を踏襲しながらも、走行支援テクノロジーを大幅に強化している。最も注目すべき変更点は、スマートフォンと連携可能な5インチTFTディスプレイの搭載だ。専用アプリ「Y-Connect (Yamaha Motorcycle Connect)」をインストールしたスマートフォンと車両を接続することで、手元でYRCのセッティングを行ったり、さまざまな情報や画像をメーターに表示できる。
さらに「Garmin StreetCross」アプリをスマートフォンにインストールし、車両とペアリングすることによって、メーター画面上でナビゲーション機能も使用できるようになっている。これにより、ツーリング時の利便性が大幅に向上した。
走行性能と快適性を高めるアップデート
新型「XSR900 ABS」では、出力特性・各種電子デバイスの介入度を選択できる「YRC(ヤマハライドコントロール)」を新たに搭載。これにより、ライダーの好みや走行シーンに応じた最適な設定を選ぶことができる。また、便利な機能を備えたフラッシャーなど、走行支援テクノロジーも充実している。
サスペンションは、KYB製フルアジャスタブルリアサスペンションを採用し、フロントサスペンションも最適化。これにより、スポーツ走行時の安定性と快適性が向上している。
ハンドル形状の最適化、クッション硬度を変更した新シート、新作ハンドルスイッチ、アジャスター機構付クラッチレバーの採用など、快適性・利便性の向上にも注力している。
3種類のカラーバリエーション、日本限定カラーも
2025年モデルの「XSR900 ABS」は、3種類のカラーバリエーションを用意している。往年のヤマハレースマシン譲りの赤・白を基調とした”ホワイト”、シリアスなスポーツイメージを高める”ブラック”、そして、ファッションやトレンドなどカジュアルなバイクライフをイメージさせる”アイボリー”だ。
特に注目すべきは、”アイボリー”(セラミックアイボリー)が日本限定カラー&スタイリングとして設定されていることだ。ただし、この限定カラーの受注期間は2025年9月30日(火)までとなっているので、購入を検討している人は早めの決断が必要だろう。
なお、「XSR900 ABS」は、YSPおよびアドバンスディーラーのみで販売する「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」となっている。購入を希望する場合は、ヤマハのウェブサイトに掲載されている取扱店に問い合わせる必要がある。
※クロスプレーン・コンセプトは、慣性トルクが少なく、燃焼室のみで生み出される燃焼トルクだけを効率良く引き出す設計思想である。

※日本限定カラー&スタイリング
価格、販売計画など

※本モデルはデジタル化推進および、環境配慮の観点から神のカタログを製作しておりません。製品情報はwebサイトよりご確認ください。
XSR900製品サイト:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/xsr900/?_gl=155d8ig_gcl_au*MTMxMDU1MDU1MS4xNzM3NTM1OTY0
ヤマハ・XSR900 ABSフィーチャーマップ

主要諸元
認定型式/原動機打刻型式 | 8BL-RN96J/N722E | |
---|---|---|
全長/全幅/全高 | 2,155mm/790mm/1,160mm | |
シート高 | 815mm | |
軸間距離 | 1,495mm | |
最低地上高 | 140mm | |
車両重量 | 196kg | |
燃料消費率*1 | 国土交通省届出値 定地燃費値*2 | 31.6km/L(60km/h) 2名乗車時 |
WMTCモード値 *3 | 20.9km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時 | |
原動機種類 | 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ | |
気筒数配列 | 直列, 3気筒 | |
総排気量 | 888㎤ | |
内径×行程 | 78.0mm×62.0mm | |
圧縮比 | 11.5:1 | |
最高出力 | 88kW(120PS)/10,000r/min | |
最大トルク | 93N・m(9.5kgf・m)/7,000r/min | |
始動方式 | セルフ式 | |
潤滑方式 | ウェットサンプ | |
エンジンオイル容量 | 3.50L | |
燃料タンク容量 | 14L(無鉛プレミアムガソリン指定) | |
吸気・燃料装置/燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
点火方式 | TCI(トランジスタ式) | |
バッテリー容量/型式 | 12V, 8.6Ah(10HR)/YTZ10S | |
1次減速比/2次減速比 | 1.680/2.812 (79/47 X 45/16) | |
クラッチ形式 | 湿式, 多板 | |
変速装置/変速方式 | 常時噛合式6速/リターン式 | |
変速比 | 1速:2.571 2速:1.947 3速:1.619 4速:1.380 5速:1.190 6速:1.037 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド | |
キャスター/トレール | 25°00′/108mm | |
タイヤサイズ(前/後) | 120/70ZR17M/C (58W)(チューブレス)/ 180/55ZR17M/C (73W)(チューブレス) | |
制動装置形式(前/後) | 油圧式ダブルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ | |
懸架方式(前/後) | テレスコピック/スイングアーム(リンク式) | |
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ | LED/LED | |
乗車定員 | 2名 |
※2定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※3WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
WMTCモード値については、日本自動車工業会ホームページ(http://www.jama.or.jp/motorcycle/)もご参照ください。
・本仕様は予告なく変更することがあります。
・仕様変更などにより、画像や内容が一部実車と異なる場合があります。
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・画像は撮影用のイメージです。仕様が実際のものとは異なる場合があります。
・製造国:日本