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アレナス選手の参戦が決定! 昨年3位の実績でスズキ陣営を強化
2025年の鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいて、スズキがチームスズキCNチャレンジの3人目のライダーとしてアルベルト・アレナス選手の起用を発表した。アレナス選手は2020年Moto3世界チャンピオンの実績を持つ現Moto2ライダーで、昨年の鈴鹿8耐ではヨシムラSERT MOTULのライダーとして表彰台獲得に貢献している。
今回の起用により、チームスズキCNチャレンジはエティエンヌ・マッソン選手、津田拓也選手とともに3人体制が完成。昨年以上の成績を目指す強力な布陣が整った。

世界選手権経験豊富なアレナス選手のプロフィール
アルベルト・アレナス選手はスペイン出身で、2020年にMoto3世界チャンピオンに輝いた実力者である。2021年からはMoto2クラスに参戦中で、世界最高峰の舞台で培った経験と技術を持つ。
鈴鹿8耐での実績も申し分なく、2024年大会では3位表彰台を獲得。耐久レース特有の戦略性と安定した走行技術を証明している。今年は新たにスズキマシンで挑戦することで、さらなる飛躍が期待される。
2025年チームスズキCNチャレンジの戦力分析
今回完成した3人体制は、それぞれ異なる強みを持つライダーで構成されている。エティエンヌ・マッソン選手は耐久レースでの豊富な経験、津田拓也選手は鈴鹿サーキットでの地の利を活かした走りが期待される。
そこにアレナス選手の世界選手権レベルの速さと昨年の鈴鹿8耐3位という実績が加わることで、総合力の高いチーム編成となった。3人それぞれが持つ特色を活かした戦略で、昨年以上の結果を狙う。
参戦車両GSX-R1000Rの戦闘力
チームスズキCNチャレンジが駆るGSX-R1000Rは、スズキが誇るスーパースポーツバイクの最高峰モデルである。999ccの直列4気筒エンジンは最高出力199psを発生し、鈴鹿サーキットの高速コーナーでも安定した走行性能を発揮する。
耐久レース仕様にセットアップされた車両は、8時間という長時間の過酷なレースに対応する信頼性と、トップスピードを兼ね備えている。アレナス選手の技術とマシンの性能が融合することで、上位入賞への期待が高まる。
