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NOKIAN TYRES
GT RADIAL
ノキアンは冬用タイヤとサマータイヤを展示
様々なインポート自動車部品を取り扱う阿部商会が「東京オートサロン2025」において、2つの取り扱いタイヤブランドラインナップを展示した。
まずは2017年フィンランドの「ノキアン」である。日本ではスタッドレスタイヤなど冬用プレミアムタイヤ「ハッカペリッタ」のブランドとして知られているが、今回はサマータイヤ「ハッカブラック」「ハッカブルー」「ハッカグリーン」も展示した。
ハッカペリッタ R5はEV用、SUV用など多彩なラインナップを揃えるが、それぞれの特徴に合わせたコンパウンドを変えている。重量級モデルが多いSUVには、より重さに耐えられ、耐摩耗性にも優れた調合をして、静粛性が高く加速性能に優れたBEVなどの電動車向けにはその長所を活かす素材を使用しているという。
ドリフトなどのスポーツイメージも
ノキアンタイヤの隣に展示されたのは、インドネシア製の「GTラジアル」というコンフォート系プレミアムタイヤだ。1951年にミシュランの資本参加を受けて、同社のタイ製のライセンス生産を経て、現在では日本メーカーのASEAN地域における純正採用が増えているという。
中国市場では商標登録の関係で「Giti」(ジーティ)ブランドとして販売されるが、グローバルブランドとして全世界で展開しているという。イメージ写真にもあるようにドリフトなどのスポーツイメージも醸成されており、今後、日本市場にも徐々に導入を予定しているそうだ。