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前年同期比で23%増となる6902台を販売
2021年1月から9月に好調な販売実績を記録したアウトモビリ・ランボルギーニ。さらにラインナップ全体が堅調なオーダーを続けており、今後の見通しもさらに明るいという。会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマンは、現在の好況を受けて次のようにコメントした。
「ランボルギーニはV10、V12、スーパーSUVのウルスなど、非常に魅力的なモデルのラインナップを展開しています。過去18ヵ月間の厳しい環境を乗り切っただけでなく、一貫して販売台数の増加を維持することができました。これは、ランボルギーニの強力な製品ラインナップ、世界的なブランドとしての魅力、そして堅調なビジネス戦略とディーラーネットワークのおかげだと言えるでしょう」
最後のアヴェンタドールや復活のカウンタックも完売
2021年1月から9月の地域別の販売状況は、南北アメリカ大陸は同時期比で25%増の2407台。EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)は17%増の2622台。APAC(アジア・パシフィック)は28%増の1873台を記録した。
車種別の販売台数は、スーパーSUVのウルスが依然としてトップセラーモデルとしての地位を維持し、25%増の4085台。ウラカンが28%増の2136台、アヴェンタドールは681台がデリバリーされている。
「2021年初めに、私たちは将来の電動化に向けたロードマップを発表しました。これは、10年以内にフル電動化された4番目のモデルの構想を含めて、2024年に全製品のハイブリッド化を進めるものです」と、ヴィンケルマン会長。
「同時に内燃機関モデルの開発も進めています。モータースポーツに着想を得たウラカン STOのデリバリーがこの夏に開始され、今年の夏に発表した最後のアヴェンタドールとなるLP 780-4 ウルティマエ、カウンタック LPI 800-4という、ふたつの限定モデルはすでに完売しています」