ランボルギーニ、新型コロナウイルス流行前を超える販売台数を記録

コロナ禍と半導体不足の中で新車販売はどうなったのか? ランボルギーニ編

アウトモビリ・ランボルギーニ、2021年1月から9月に新型コロナウイルス流行前を超える販売台数を記録。
アウトモビリ・ランボルギーニ、2021年1月から9月の新車販売台数を発表。
アウトモビリ・ランボルギーニが、2021年1月から9月の販売台数を発表。全世界で6902台をデリバリーし、2020年の同時期と比較して23%の増加を記録。さらに、2019年の第3四半期(新型コロナウイルス流行以前)と比較して、約6%増を達成している。

前年同期比で23%増となる6902台を販売

アウトモビリ・ランボルギーニ、2021年1月から9月に新型コロナウイルス流行前を超える販売台数を記録。
新型コロナウイルスによる影響を受けた2020年と比較し、大幅な販売増を記録したランボルギーニ。さらに、パンデミック前の2019年の実績と比較しても増加を果たしており、ヴィンケルマン会長も「厳しい環境を乗り切った」と自信を見せた。

2021年1月から9月に好調な販売実績を記録したアウトモビリ・ランボルギーニ。さらにラインナップ全体が堅調なオーダーを続けており、今後の見通しもさらに明るいという。会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマンは、現在の好況を受けて次のようにコメントした。

「ランボルギーニはV10、V12、スーパーSUVのウルスなど、非常に魅力的なモデルのラインナップを展開しています。過去18ヵ月間の厳しい環境を乗り切っただけでなく、一貫して販売台数の増加を維持することができました。これは、ランボルギーニの強力な製品ラインナップ、世界的なブランドとしての魅力、そして堅調なビジネス戦略とディーラーネットワークのおかげだと言えるでしょう」

最後のアヴェンタドールや復活のカウンタックも完売

アウトモビリ・ランボルギーニ、2021年1月から9月に新型コロナウイルス流行前を超える販売台数を記録。
主要3地域すべてにおいて、大幅な販売台数増を記録したランボルギーニ。この夏に発表された2台の限定V12モデルはすでにソールドアウトしている。

2021年1月から9月の地域別の販売状況は、南北アメリカ大陸は同時期比で25%増の2407台。EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)は17%増の2622台。APAC(アジア・パシフィック)は28%増の1873台を記録した。

車種別の販売台数は、スーパーSUVのウルスが依然としてトップセラーモデルとしての地位を維持し、25%増の4085台。ウラカンが28%増の2136台、アヴェンタドールは681台がデリバリーされている。

「2021年初めに、私たちは将来の電動化に向けたロードマップを発表しました。これは、10年以内にフル電動化された4番目のモデルの構想を含めて、2024年に全製品のハイブリッド化を進めるものです」と、ヴィンケルマン会長。

「同時に内燃機関モデルの開発も進めています。モータースポーツに着想を得たウラカン STOのデリバリーがこの夏に開始され、今年の夏に発表した最後のアヴェンタドールとなるLP 780-4 ウルティマエ、カウンタック LPI 800-4という、ふたつの限定モデルはすでに完売しています」

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