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SUZUKI Cappuccino
「マツダ ロードスター」のライバルに?

スズキが2シーターのオープンモデルを開発しており、2026年後半にも登場するという噂がある。スズキから公式発表はないが、この新型2シーターオープンは「カプチーノ」として「トヨタ S-FR」や次世代「ダイハツ コペン」の “きょうだい” 車となるかもしれない。軽自動車の規格に収まった初代カプチーノとは異なり、新型は「マツダ ロードスター」のライバルとなるようなサイズアップが予想される。
一部報道によると、このモデルは全長3895mm、ホイールベース2410mmと予想されており、これは2023年に発表された「ダイハツ ビジョン コペン コンセプト」(全長3835mm、ホイールベース2415mm)に近い。ちなみにマツダ ロードスターは、全長3915mm、全幅1730mm、全高1235mm、ホイールベース2310mmというサイズだ。
パワフルなエンジンが後輪を駆動
軽自動車の規格から解放されれば、スズキは新型カプチーノによりパワフルなエンジンを採用することが可能になる。トヨタ製1.3リッター3気筒ターボエンジンが搭載され、120~150PSを発揮するという報道もある。さらにパワフルな選択肢として、自然吸気1.6リッター4気筒エンジンの可能性も噂されている。後輪駆動でトランスミッションはオートマチックとマニュアルの両方が用意されるだろう。
スタイリングについて具体的に予想するのは時期尚早だが、開発コストを抑えるために主要な構造やボディパネルの一部をダイハツ コペンやトヨタ S-FRと共有すると考えられる。ビジョン コペンを基にしたレンダリングにあるように、スズキ版にはフロントマスクや個性的なアルミホイールなど、「スイフト」のデザインキューが採り入れられる可能性がある。
インテリアはコンセプトカーのようなミニマルなレイアウトのフルデジタルコックピットが予想される。なお、開閉式ルーフはファブリック製なのか、それともハードトップを採用するのかは不明だ。
PHOTO/APPOLO