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LEXUS GX550 “OVERTRAIL+”
3代目に進化した高級オフローダー

2002年から北米を中心に販売をスタートした「レクサス GX」は、ボディオンフレーム構造による高い走破性能と、レクサスの特長である内外装の上質な仕立てを両立したラグジュアリー本格クロスカントリーモデルだ。あらゆる走行環境において快適な移動体験を提供し、世界約30ヵ国と地域において2025年2月末までに累計約40万台を販売した人気SUVである。
3代目モデルとして2023年にワールドプレミアされた新型GXは、専用エクステリアや冒険心をくすぐる内外装カラーリングが与えられた「GX550 OVERTRAIL+」を2024年に先行導入。今回、7名乗車仕様の「version L」を加え、日本市場において本格販売がスタートしている。
レクサス・インターナショナルのチーフエンジニアを務める横尾貴己は、新型GXについて次のように説明を加えた。
「GXの開発にあたり、本格オフローダーに相応しいパッケージングにするために、LXで受け継いできた、悪路走破性と居住性の両立を実現する“黄金比”ホイールベース2850mmをGXでも採用しました」
「クルマとしての素性を刷新した『GA-F』プラットフォームは、短いオーバーハングを実現するためにGX専用の設計となっています。また、レクサスのクルマである以上、『対話のできる走り』は欠かせません。ラジエーターサポートまわりの補強やステアリング支持剛性の強化、リヤのボディのブレースなどでボディの体幹をしっかりと鍛え、オンロードでの乗り味も追求することで、素直な操舵応答と扱いやすさを実現しています」
「“安心”という意味では、ドライバーの負担軽減も重要です。悪路での視界の良さや路面からのショックをいなす足まわりのセッティングなどが大きな効果をもたらします。そして、よりオフロードに特化した『GX550 “OVERTRAIL+』も設定しました。オフロード走行を念頭においたエクステリアや専用のカラーリング、E-KDSSや進化したマルチテレインセレクトなど、数々の専用装備を搭載し、オーナーの冒険心をさらにかき立てる仕様としています」
高い走破性とレクサスらしさを両立

日本市場に導入される新型GX550は、車両コンセプトに「ザ・プレミアム・オフローダー」を掲げ、過酷な悪路から街中の舗装路に至るまで、ドライバーがクルマと共に過ごす様々なシーンで心高まる体験を提供すべく開発が行われたという。
新たに「GA-F」プラットフォームを採用し、静粛性と出力、燃費を高次元でバランスさせた3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。レクサスに相応しい洗練された基本性能に加えて、オフロード走行性能を追求したパッケージング、路面追従性を向上させる「E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)」などを搭載したことで、高い悪路走破性を実現したと主張している。
また、オンロード走行性能においては、各部位の高剛性化やEPSの採用などにより、リニアなステアリング応答性を確保。本格オフローダーでありながら、レクサスらしい乗り味を実現したと謳う。
エクステリアは、高い走行性能に寄与する「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性を追求したデザイン」を表現。高い走破性と冒険心をくすぐるデザインに加え、あらゆる道でドライバーが快適に運転できるフォルムが与えられた。インテリアはオフロード走行時の全方位における視認性などの機能性に配慮しつつ、使い勝手に優れた様々な機能を導入。どのような環境においても、パッセンジャーに安心感をもたらすモダンで快適な室内空間が提供される。
車両本体価格(税込)
レクサス GX550 “version L”:1270万円
レクサス GX550 “OVERTRAIL+”:1195万円
【問い合わせ】
レクサス インフォメーションディスク
TEL 0800-500-5577
【関連リンク】
・レクサス公式サイト