目次
RANGE ROVER
初代から50年受け継がれてきたDNA
「レンジローバー」はラグジュアリーSUVというカテゴリーを築いたモデルであり、50年以上にわたり快適性とあらゆる地形に対応する走破能力でラグジュアリーSUVセグメントをリードしてきた。
第5世代目となる新型レンジローバーは、そのDNAを受け継ぎながら、圧倒的なモダンさと美しさ、洗練されたテクノロジー、シームレスなコネクティビティを兼ね備えた、これまでで最も魅力的なモデルへと進化。さらに、デザインによるモダンラグジュアリーを定義するクルマとして登場した。
「らしさ」を残しながらモダンなエクステリア
新型レンジローバーは、世代を超えて受け継がれてきた特徴的な3つのライン(ルーフ、ウエスト、シル)やショートオーバーハング、クラムシェルボンネット、格式高いフロントエンド、直立したフロントガラス、実用的なスプリットテールゲート、テーパー形状でボートテールのようなリヤセクションなど、レンジローバーのプロポーションを定義づける要素が随所にちりばめられた。
新デザインのフロントグリルやエアインテーク、極力その存在を隠し目立たないようにした新開発のウエストレールフィニッシャーが作り出す切れ目のないウエストライン、フラッシュグレージングやシームレスなレーザー溶接など最新技術を駆使した凹凸のないサーフェイス、点灯するまでその存在に気づかない画期的なリヤランプなど、モダンなエクステリアを実現した。
新型レンジローバーは、まるでひとつの塊から削り出したようなすっきりとしたデザインになっており、空気抵抗係数(Cd値)0.30の実現にも貢献している。
様々な高級素材を組み合わせたインテリア
インテリアは従来の上質なレザーに加えて、手触りがよく革新的なテキスタイルの「ウルトラファブリック」や、高級テキスタイルメーカー「クヴァドラ(Kvadrat)」社との共同開発によるウール混紡テキスタイルによる素材など、様々な素材、仕上げから選択が可能。さらに、最先端テクノロジーと洗練されたデザインを融合し、まるでサンクチュアリ(聖域)のような空間を作り上げている。
広々とゆとりのある室内には、ハプティック(触覚)フィードバック機能が付いた新開発の13.1インチフローティング式フルHDタッチスクリーンを装備した、最新のインフォテインメント・システム「Pivi Pro」を搭載。ふたつの11.4インチHDタッチスクリーンと、8インチリヤシートタッチスクリーンコントローラーからなるリヤエンターテインメントシステム、スピーカーと照明を備えたテールゲートイベントスイートなど、利便性を高める充実の機能も与えられた。
また、静粛性を確保するべく第3世代となる新しい「アクティブノイズキャンセレーション」や、臭いやアレルゲン、ウイルスなどを大幅に低減させてクリーンで快適な室内空間を提供する「空気清浄システムプロ」(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)といった新機能も初採用。静寂でクリーンな室内空間を実現している。
2種類のホイールベースと多彩なシートアレンジ
ボディタイプはスタンダードホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)を用意。シートレイアウトは4人乗り(SV LWBのみ)、5人乗り、そしてレンジローバー初となる3列7人乗り(LWBのみ)から選択が可能となっている。
LWBの7人乗り仕様は3列目もフルサイズシートとなっており、セミアニリンレザーシート、4ゾーンクライメートコントロール、パワーシート、シートヒーター、タスクライティング、USBソケット、インテリジェントシートフォールドを標準装備する。
3.0リッター直6ガソリンとモーターを組み合わせたPHEV
新型レンジローバーには、最新アーキテクチャーである完全新設計の「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用。抜群の走破性、機敏なハンドリング、最上級の洗練性を実現した。
この「MLA-Flex」は内燃エンジン(ICE)、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)、フルバッテリー電気自動車(BEV)など、あらゆるパワートレインに対応できるよう設計。また、新たに3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリンエンジンと105kWの電動モーターを組み合わせたPHEVモデルもラインナップに加わった(最高出力375kW(510ps)、同324kW(440ps)の2種類)。
PHEVモデルの二酸化炭素(CO2)排出量は30g/km未満にまで抑え、EVモードでの最大航続距離は100km(WLTP値、実航続距離は最大80km)で、一般的なレンジローバー・ユーザーの1回の走行距離の75%までを、フル電動のEVモードのみで走行することができる。
走破能力も大きく進化した。先進のエアスプリングを使用し軽量でコンパクトな5リンク・リヤアクスルをはじめ、ツインバルブモノチューブ・ダンパー、オールホイールステアリング、ダイナミックレスポンスプロなどを初めて採用し、先駆的なインテグレーテッドシャシーコントロール(ICC)で制御。レンジローバーならではのオフロード走破能力と穏やかな乗り心地を実現している。
SVOが手がけたレンジローバー SVを導入
ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)の技術者が開発・設計を手掛け、ラグジュアリーとパーソナライゼーションを極めた「新型レンジローバー SV」が新たに導入される。
「SV」専用のデザインディテールやオプションを用意しており、ツートンカラーになったシートや、セラミック素材を初めて採用している。ふたつのデザインテーマ「SV SERENITY(SV セレニティ)」と「SV INTREPID(SV イントレピッド)」があり、4人乗りの「SVシグネチャースイート」の設定も用意されている。
なお、新型レンジローバーは英国で設計、開発、製造。その過程において、先駆的なシャシー技術からプラグイン・ハイブリッド(PHEV)バッテリーに至るまで、広範にわたって125件もの特許出願を行っている。
【車両本体価格(税込)】
3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼルエンジン(MEHV)
・レンジローバー SE D300(SWB):1638万円
・レンジローバー HSE D300(SWB):1753万円
・レンジローバー AUTOBIOGRAPHY D300(SWB):1972万円
PHEV(最高出力440ps/最大トルク620Nm)
・レンジローバー SE P440e(SWB):1710万円
・レンジローバー SE P440e(LWB):1764万円
・レンジローバー HSE P440e(SWB):1824万円
・レンジローバー HSE P440e(LWB):1879万円
・レンジローバー AUTOBIOGRAPHY P440e(SWB):2040万円
・レンジローバー AUTOBIOGRAPHY P440e(LWB):2061万円
・レンジローバー FIRST EDITION P440e(SWB):2127万円
・レンジローバー FIRST EDITION P440e(LWB):2103万円
PHEV(最高出力440ps/最大トルク620Nm)
・レンジローバー SE P510e(SWB):1835万円
・レンジローバー HSE P510e(SWB):1949万円
・レンジローバー AUTOBIOGRAPHY P510e(SWB):2155万円
・レンジローバー FIRST EDITION P510e(SWB): 2188万円
・レンジローバー SV P510e(SWB):2477万円
4.4リッターV型8気筒ツインスクロール・ターボチャージド・ガソリンエンジン
・レンジローバー SE P530(SWB):1830万円
・レンジローバー SE P530(LWB):1871万円
・レンジローバー SE P530(LWB、7シート):1893万円
・レンジローバー HSE P530(SWB):1945万円
・レンジローバー HSE P530(LWB):1986万円
・レンジローバー HSE P530(LWB、7シート)2006万円
・レンジローバー AUTOBIOGRAPHY P530(SWB):2163万円
・レンジローバー AUTOBIOGRAPHY P530(LWB):2195万円
・レンジローバー AUTOBIOGRAPHY P530(LWB、7シート)2159万円
・レンジローバー FIRST EDITION P530(SWB):2240万円
・レンジローバー FIRST EDITION P530(SWB):2272万円
・レンジローバー SV P530(SWB):2493万円
・レンジローバー SV P530(LWB):2775万円
【問い合わせ】
ランドローバーコール
TEL 0120-18-5568
【関連リンク】
・ランドローバー 公式サイト
http://www.landrover.co.jp