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BMW 7 Series & X7
フォワードイズムをアートで表現
ビー・エム・ダブリューは、国立新美術館を舞台に「BMW THE SEVEN ART MUSEUM」と題し、BMWは新型7シリーズのお披露目と、新型X7の製品発表会を開催した。会場にはクリスチャン・ヴィードマン代表取締役社長も駆けつけ「7シリーズはラグジュアリーのベンチマーク」と宣言。“FORWARDISM”つまり進化する考え方や生き方といった「BMWのアイデンティティを体現するモデル」と説明した。
会場には7世代目となる新型「7シリーズ」、国内導入が決まっているフル電動サルーン「i7」、ラグジュアリーSUV「X7」が持ち込まれ、アートとの融合によるBMWのラグジュアリー観をアピール。「BMW THE SEVEN ART MUSEUM」は、11月16日(水)と17日(木)の10:00~18:00まで、新国立美術館にて披露される。
BMWのフラッグシップとリーダーシップ
新型7シリーズのラインナップはパワートレイン別に7種類用意されているが、国内に導入されるのは3.0リッター直列6気筒ガソリンツインターボ+マイルドハイブリッドの「740i」、3.0リッタ―直列6気筒ディーゼルツインターボ+マイルドハイブリッドの「740d」、そしてフル電動モデルの「i7」という3機種となる。
ボディディメンションは全長約5.4m、全幅約2.0m、ホイールベース約3.2mのロング&ワイドで、車体の各部はBMWのフラッグシップらしく先進性に満ちた意匠が凝らされており、中でも巨大なキドニーグリルと薄型のクリスタルヘッドライトが目を惹く。ちなみにクリスタルヘッドライトに用いられるクリスタルは特注のスワロフスキー製だという。
インテリアでは物理スイッチを極力排して操作系を集約した14.9インチのコントロールディスプレイがセンターに、12.3インチのインフォメーションディスプレイが眼前に備わる。また、ショーファードリブンカーらしくリヤシートの装備は充実しており、天井から展開する31.3インチの巨大なモニターディスプレイ「BMWシアター・スクリーン」は圧巻だ。このディスプレイを操作するのは、後席ドアに設置されたスマートフォンのようなUIをもつタッチスクリーンというのもBMWらしい先進さが見て取れる。
ラグジュアリーSUV「X7」が国内導入
新型SUV「X7」は高級感溢れる威風堂々としたデザインと、ラグジュアリーモデルに相応しい乗り心地、最大7人乗りを可能とする高い実用性を備えて誕生した。今回、一部改良が施された新型X7は、新型7シリーズサルーンと同様、印象的な上下2分割のツイン・サーキュラー&ダブル・ライトに加え、暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニック・グロー・キドニーグリルからなる、新しいBMWラグジュアリー・フェイスを採用している。
国内導入ラインナップは、4.4リッターV8ガソリンターボを搭載する「X7 M60i xDrive」と、3.0リッター直6ディーゼルターボを搭載する「X7 xDrive40d」の2グレード。X7 M60i xDriveは最高出力530PS、最大トルク750Nmで、X7 xDrive40dは最高出力340PS、最大トルク700Nmを発揮する。ボディサイズはいずれも全長5181×全幅2000×全高1835mm(欧州仕様)と、クラス随一の巨躯を誇る。
注目は、日本においてBMWが初めて国土交通省から認可を取得した、一定の条件下においてステアリングから手を離して走行可能な「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」をはじめとする先進運転支援システム。さらに先代モデルが搭載していた最先端の運転支援システムにAR(拡張現実)機能を搭載したナビゲーションシステムや、事前に登録した駐車操作によってステアリング操作/ブレーキ操作を自動で行なう「パーキング・マニューバ・アシスト(駐車経路自動誘導)」機能を加えた「パーキング・サポート・プロフェッショナル」を標準装備する。
新型7シリーズの販売は既に開始しており、X7は全国のBMWディーラーにて11月14日から販売をスタート。X7の納車は2022年12月以降を予定している。
BMW X7 車両販売価格(税込)
BMW X7 xDrive40d Excellence:1339万円
BMW X7 xDrive40d M Sport:1386万円
BMW X7 M60i xDrive:1698万円
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