フィスカー オーシャンが電動SUV最長航続距離707kmを実現

フル電動SUVの世界最長航続距離を達成した「フィスカー オーシャン」はスタイリングもいい【動画】

米国・カリフォルニアを拠点とするフィスカーが開発したフル電動SUV「オーシャン」が、最大航続距離707km(WLTP燃費基準)を達成した。
米国・カリフォルニアを拠点とするフィスカーが開発したフル電動SUV「オーシャン」が、最大航続距離707km(WLTP燃費基準)を達成した。
米国・カリフォルニアを拠点とするEVメーカー「フィスカー(Fisker Inc.)」が開発した、フル電動SUV「オーシャン エクストリーム」が、最大航続距離707km(WLTP燃費基準)を達成した。現在、ヨーロッパで販売されているフル電動SUVの中で、最も長い航続距離を実現したことになる。

Fisker Ocean Extreme

フィスカーの想定値を超えた最大航続距離

欧州での本格デリバリーを前に、フィスカーはオーシャンのホモロゲーション取得に向けた走行試験を実施。このテストにおいて、想定を超える航続距離が測定された。
欧州での本格デリバリーを前に、フィスカーはオーシャンのホモロゲーション取得に向けた走行試験を実施。このテストにおいて、想定を超える航続距離が測定された。

ヘンリック・フィスカーが立ち上げたフィスカーは、2022年11月から初の量産フル電動モデル「オーシャン」の生産をスタートした。オーシャンは2023年4月28日までに、欧州でのホモロゲーションを取得。その後、順次各国でのデリバリーが開始される。

オーシャンは「エクストリーム」「ウルトラ」「スポーツ」 という3つのトリムラインをラインナップ。今回、標準トリムの「オーシャン エクストリーム」が、ホモロゲーション取得に向けた走行試験を実施。WLTP燃費基準において、1回のフル充電による航続距離が測定され、707km(449マイル)を記録した。

これはフィスカーの予想値を超えるもので、「欧州で最も長い距離を走行できるフル電動SUV」の称号を手にした形だ。航続距離が700kmを超えたことで、ロンドンからグラスゴー、パリからフランクフルトまで、余裕を持って走行できることになる。

ウィーンとコペンハーゲンに拠点を開設

2023年春からの本格デリバリーに合わせて、フィスカーは販売&サービス拠点「フィスカーセンター+」をウィーンとコペンハーゲンにオープンした。
2023年春からの本格デリバリーに合わせて、フィスカーは販売&サービス拠点「フィスカーセンター+」をウィーンとコペンハーゲンにオープンした。

フィスカーのヘンリック・フィスカーCEOは、オーシャンの航続距離が想定値を超えたことに喜びを隠さない。

「フィスカー オーシャンは、デザイン、持続可能性、革新性、使いやすさ、航続距離を最高レベルで実現するために開発されました。5名乗車可能な最高のEVが完成したことで、お客さまはどんなロングドライブでも楽しむことができるのです。そして、航続距離が当初の計算を上回ったことをあらためて嬉しく思っています」

今回、欧州初の販売&サービス拠点「フィスカーセンター+」が、2023年4月11日にオーストリアのウィーンと、デンマークのコペンハーゲンにオープン。2023年中に、欧州のいくつかの都市と、米国にも「フィスカーセンター+」が追加される予定だ。

フィスカー オーシャンを動画でチェック!

2022年11月から本格的な生産がスタートするフィスカー初の電動SUV、オーシャン。

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