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Mercedes-AMG GT 4-Door Coupe
新デザインのフロントセクション
メルセデスAMGは、「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」の直列6気筒モデルに改良を施した。新デザインのフロントエプロンは、V型8気筒モデルのデザインを踏襲。ボディサイドに配置されたエアインテークとラジエーターグリル下部のセンターエアインテークが、ジェットウィングのような印象を見る者に与える。
新デザインのフロントセクションを採用したことでワイド感を強調しながら、フロント周辺のエアフローを改善。冷却系やブレーキシステムへ、より効率的にフレッシュエアを導入できるようになった。
電動スライディング・サンルーフを標準装備
今回、これまでオプションとして設定されていた「電動スライディング・サンルーフ」や、リヤシート用「ワイヤレス・スマートフォン充電器」が標準装備に。メルセデス独自のインフォテインメントシステム「MBUX」も外観を一新し、AMG専用ディスプレイが導入された他、様々なシステムがアップデートされている。
搭載される3.0リッター直列6気筒ツインターボは変更されず、48Vマイルドハイブリッド(ISG)が組み合わせられ、「メルセデスAMG GT 43 4MATIC+」は最高出力270kW(367PS)、「メルセデスAMG GT 53 4MATIC+」は最高出力320kW(435PS)を発揮する。
V8スタイリング・パッケージを新たに設定
新たに設定された「V8スタイリング・パッケージ(V8 Styling Package)」は、新形状の専用フロントエプロン、縦型メンバーパネル、ディフューザー付きリヤエプロンが含まれる。大型化されたラジエーターグリル、ワイドなロワ・エアインテーク、機能的なディフレクションエレメントなどに、「AMG GT ブラック シリーズ」の要素が採り入れられた。
その他にも「クローム・パッケージ(Chrome Package)」は、フロントスプリッターがハイグロス・クローム仕上げに変更。「カーボンファイバー・パッケージ(Carbon Fibre Package)」は、カーボンファイバー製フロントスプリッターが新たに装着される。
カラーパレットに新色の「オパライト・ホワイト・メタリック(Opalite white metallic)」を追加。ホイールとシートサーフェイスのラインナップは、従来どおりとなる。