ホットウィールから1972年型スティングレーなどミニカー3車種が新発売

マテルから1/64ミニカー「C3 コルベット スティングレー コンバーチブル」が登場「ピックアップトラックやEVも」

ホットウィールから3種類のミニカーが新発売。
玩具メーカーのマテル(Mattel)が、ホットウィール シリーズのミニカーに新たなモデルを追加する。1972年型のコルベットと、同じく1970年代にアメリカで人気のあったマツダ・レプ、および最新EVのフィアット500eがラインナップに加わる。

C3 Corvette Stingray Convertible

モチーフにした1972年式コルベットは特に人気の高いモデル

メッキバンパーを装着したクラシックな雰囲気が人気の1972年型「C3」のオープンモデルがモチーフ。

「ホットウィール」の「ベーシックカー」に追加される1/64スケールの「’72 スティングレイ・コンバーチブル」は、人気の高い最終バージョンをモチーフにしている。

2人乗りのスポーカー「コルベット」は1953年に誕生し、現在も第8世代がその歴史を繋いでいる。造形性に優れたコンポジット(複合)素材を用いた軽量なボディは、初代から受け継がれる伝統だ。

今回発売されるのは、1968年から1982年まで生産された第3世代のオープン仕様をベースにしている。通称C3と呼ばれる3代目モデルは年式によって少しずつ外観が異なるが、この年のモデルは前後にメッキバンパーを装着したクラシックな雰囲気が愛好家に好まれているという。

日本ではなじみの薄いマツダ・レプと試験販売のみのフィアット500eも

あまり知られていない、日本のピックアップトラックのミニカーも発売される。大型のフルサイズからミニトラックと呼ばれる小型のものまで、アメリカでは荷物が積める2人乗り乗用車としてピックアップトラックの人気が高い。1970年代に人気となったのが日産のダットサンやトヨタのハイラックスなど、燃費に優れ走りも良かった日本のミニトラックだった。マツダはスポーツモデル用だったロータリーエンジンを「Bシリーズ」(日本名「プロシード」)に搭載し、1974年にアメリカで発売した。車名のレプ(REPU)は、Rotary Engine PickUpの略称である。

珍しい電気自動車(EV)もモデル化される。3代目「フィアット500(チンクエチェント)」は2007年に誕生した。2代目をモチーフに近代的にアレンジした愛くるしいスタイルや2気筒エンジンの搭載など、ユニークなポジションの人気モデルだ。ホットウィールがモチーフにしたのは、2020年にカリフォルニア州とオレゴン州だけで試験的に販売された「フィアット500e」。ガソリン車を改造してEV化したモデルで、同じ年に世界的に販売が開始された500eとは外観が異なっている。これらの新商品は、8月5日に発売される予定だ。

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