2024年2月発表予定の新型「ランチア イプシロン」の先行画像第3弾を公開

ランチア復活第1弾「イプシロン」が搭載するインフォメントシステム「S.A.L.A」で車内の雰囲気が一変

ステランティスはランチア復活第一弾モデル「イプシロン」の先行ティザー画像第三弾を公開した。
ステランティスはランチア復活第1弾モデル「イプシロン」の先行ティザー画像第3弾を公開した。
ステランティスは、2024年2月にイタリア・ミラノで公開を予定している新型「ランチア イプシロン」のティザー画像第3弾を公開した。イプシロンは、ランチア・ブランド復活後初のモデルとして、フル電動パワートレインとプラグインハイブリッドを搭載してデビューを飾る。

Lancia Ypsilon

車内をカスタマイズ可能な「S.A.L.A」

新型イプシロンに搭載される最新インフォメントシステム「S.A.L.A.」。音声やスイッチを操作するだけで、室内環境を一変させることができるという。
新型イプシロンに搭載される最新インフォメントシステム「S.A.L.A.」。音声やスイッチを操作するだけで、室内環境を一変させることができるという。

新型イプシロンは、新開発のインフォテインメント・システム「S.A.L.A」を搭載。「S.A.L.A.」は、ステランティス・ブランドで初めて、カメレオン&TAPE(テイラード・プレディクティブ・エクスペリエンス:Tailored Predictive Experience)技術を採用しており、オーディオ/空調/照明機能を一元化し、音声やスイッチひとつで車内環境を切り替えることができる。

イタリア語でリビングルームを意味する「SALA」だが、イプシロンに導入される「S.A.L.A」はサウンド・エア・ライト・オーギュメンテーション(Sound Air Light Augmentation:サウンド・エア・ライトの増強)を意味し、ランチア独自のスタイルにより、快適なドライビング体験を生み出すための重要なテクノロジーとなる。

「S.A.L.A」は、カスタマイズ可能な専用アプリベースのインフォメントシステム。コクピットには2基の標準HDスクリーンを備え、メイン画面は「サウンド/エア/ライト」のコントロールパネルとして機能。これらのパラメータを変更することで、車内の雰囲気を簡単にパーソナライズすることができる。

カッシーナとのコラボレーション

ベールがかけられた新型イプシロンの前で、コラボレーションに向けた握手を交わすランチアのルカ・ナポリターノCEO(左)と、カッシーナのルカ・フーゾCEO(右)。
ベールがかけられた新型イプシロンの前で、コラボレーションに向けた握手を交わすランチアのルカ・ナポリターノCEO(左)と、カッシーナのルカ・フーゾCEO(右)。

2024年2月にワールドプレミアされる新型イプシロンは、イタリアの高級家具ブランド「カッシーナ(Cassina)」とコラボレーションにより、「イプシロン  カッシーナ リミテッド エディション(Ypsilon CASSINA LIMITED EDITION)」のデビューも予定している。

イプシロン  カッシーナ リミテッド エディションは、フル電動パワートレインを搭載し、ランチアの創業年にちなんで1906台を限定販売。専用のエクステリアや、カッシーナが手がけたインテリアが採用される他、1906台それぞれにシリアルナンバーが入れられる予定だ。

ランチアのルカ・ナポリターノCEOは、新型イプシロンについて次のように説明を加えた。

「新型イプシロンは、新開発のインフォテインメントシステム『S.A.L.A.』を搭載した初のモデルとなります。S.A.L.Aは、ドライバーとパッセンジャーが車内環境を、自分の好みに変更するこができます。専用スイッチに触れるか、音声で指示するだけで、オーディオ、空調、照明機能を一元化し、車内環境を調整することができるのです」

2024年のブランド復活に向けて、ランチアはそのコンセプトやアイデアを紹介するウェブ番組を制作している。

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