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Battery Electric Vehicle
HYUNDAI IONIC5 N
日本市場へ積極的に進出するヒョンデが、オートサロンの会場を制圧する勢いで持ち込んだのは今春導入予定のアイオニック5 Nだ。アイオニック5のスポーツモデルで、“N”の称号が初めてBEVに設定された。
HYUNDAI IONIC5 N NPX1
同時にワールドプレミアとしてお披露目されたアイオニック5 N NPX1。全身をくるむ無骨な空力デバイスにダイマグ社製カーボンリムを使ったハイブリッドホイール、サスペンションなど随所にNパフォーマンスパーツをまとう。
LOTUS ELETRE
ロータスの伝統的な2シータースポーツカーとしてエミーラがあるいっぽうで、BEVにしてSUVであるエレトレが発進する。イギリスのデザイン、ドイツのエンジニアリングで構築され、中国で生産される世界戦略車だ。エレトレSだと612PS、710Nmもの出力性能で、WLTPモードの航続距離は600kmに及ぶ。
MV FORGED
発売間もないロールス・ロイス・スペクターの姿が会場にあったことに驚く。しかも早速ホイールが置き換えられた。MVフォージド製「PS0-RR」というディッシュタイプの24インチである。ボンドカーズが実車をもとに採寸し、アメリカ本国とタッグを組んでマッチングさせた。
Unplugged Performance
アメリカに本拠を置くテスラ専門のチューナーであるアンプラグドと、日本でテスラ用アフターパーツを展開するTBRがコラボして生まれたモデルS。アンプラグドのエアロキットで上品に仕上げられた。
Unplugged Performance
同じくアンプラグドがテスラをレーシングカーに仕立てた。チーム・タイサンが全日本EVレースに参戦し、2年連続チャンピオンを獲得している。エアロや足まわり、ブレーキなど全方位的に強化されるが、公道走行も可能だという。
MID
MIDは日本でデザイン&開発された高品質な多種多様なホイールを展開する。注目したのはMTW(マルカ・テイラード・ホイール)だ。BEVなど次世代モビリティに特化した新たなブランドで、重量やトルク特性などを見極めた専用設計を武器とする。その象徴としてTW025を装着したモデル3が展示された。
TESLA ALLIANCE
テスラの普及を促し、カスタムの対応を含めたサードパーティーとしてのインフラを構築しようと、複数企業、ブランドが連携して2023年に設立されたのがテスラアライアンスだ。KOKOROをはじめとしたエアロパーツに、ラッピングやプロテクションフィルムなど、あらゆるカスタムの可能性を提案したモデルYとX、2台のモデル3が並べられた。
BYD SEAL
BYD DOLPHIN
黒を基調としたBYDブースにハイエンドセダンであるシールと、すでに日本で発売されているドルフィンがあった。前車は日本に3番目に導入予定のモデルとして今春に発売される見込みだ。4WDモデルのシステム出力は530PS(RWDは313PS)。WLTPモードでの航続距離は575km(RWDは640km)だという。2台ともマットブラックに彩られて“カッコいいBYD”をアピールしていたのが印象的だった。