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現行(13代目) V37型 (2014年~/日本発売)
スカイラインはもともと富士精密工業の小型乗用車ALSI-1型を初代としてデビューし、プリンス自動車を経て2代目の後半、1966年8月より日産へ受け継がれ、2014年に登場した現行最新モデルが 13代目にあたるV37型となる。世界初のステア バイ ワイヤーを実現した「ダイレクトアダプティブステアリング」や、圧倒的な走行性能とトップレベルの環境性能を両立した「インテリジェント デュアルクラッチ コントロール」によるハイブリッド パワートレインを採用。さらに日産のセーフティシールドコンセプトを体現する「全方位運転支援システム」を全グレードに標準装備し、世界最高レベルの安全性能も実現している。また、スカイラインとしては初となるハイブリッドモデルも用意されている。2019年7月のビッグマイナーチェンジでは最新の自動運転技術『プロパイロット2.0』が搭載されたのも話題となっている。
■2020年式 400R 「とにかくエンジンの出来の良さは試乗車でも良いので体感してもらいたい」
ニックネーム:グレイゴースト 年式・グレード: 2020年式 400R 性別:男性(50代) 居住地域:神奈川県
排気量:3.0ℓトランスミッション:AT
平均燃費:10km/ℓ(高速6割、街中4割)
長所: アクセルを踏み込んだ際のレスポンスの良さと圧倒的な加速はすばらしい。DASとACCの組み合わせによる長距離運転での疲労感の少なさは愕きました。高出力車ですが低速域でも十分なドライバビリティがあり運転しやすい。
短所: ATに古さを感じます。シフト速度も決して早くはない。低速域でのステアリングレシオがクイックすぎる上に操舵力が異常に軽い。
評価
外観:★★★★☆ 概ね満足ですが、Vモーショングリルにもう少し奥行きがあればより魅力的と思います。
室内:★★★★☆ タッチパネルは使いづらさもありますが主要機能は物理スイッチが併設されているのがとても使いやすい。
走行性能:★★★★★ FRの良さもありますが、AWDモデルが欲しかった。
燃費性能:★★★★★ 動力性能を考えれば想像以上に良好です。
装備:★★★★☆ 装備は十分ですがHUDが400Rにも欲しかった。
満足度:★★★★★ 性能、装備共に満足です!
このクルマの購入を検討している人にひと言 「とにかくエンジンの出来の良さは試乗車でも良いので体感してもらいたい。プロパイロット2.0は付けられませんが、安全装備は必要十分ですし、長距離運転しても疲労を感じない安定性の高さと乗り心地は嬉しい誤算でした。乗ると印象が変わると思います」
■2019年式 400R 「走ることが楽しいクルマです!」
ニックネーム: 月よりの使者 年式・グレード: 2019年式 400R 性別:男性(60代~) 居住地域:神奈川県
排気量:3.0ℓトランスミッション:AT
平均燃費:6km/ℓ(コロナ禍で、高速道利用が少ないためと思われます。高速道で渋滞がなければ10Km/ℓは超えます)
長所: パワフルでストレスを感じさせない加速性能。安定のブレーキ性能。セッティングにより鋭敏にもジェントルにも走れる可変サスペンション。
短所: 一般道路では、ハーフスロットルまでで用が足りてしまう。直6NAエンジン時代の機械機械した音はせず、主に聞こえるのはターボの吸気音(?)
評価
外観:★★★★☆ もう少しだけ小さくても良い。
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★ 高速道での疲労感はV37/2ℓターボ車より格段に低下しました。
燃費性能:★★★☆☆ 燃費には始めから期待していないので。まあ、こんなものか、と。
装備:★★★★☆
満足度:★★★★★ 動力性能を中心に考えています。
このクルマの購入を検討している人にひと言 「是非、NISMOのスポーツ・リセッティングを行なって下さい。反応の俊敏さ等、動力性能が確実にUPするので、満足できると思います。ただし、通常使用では、自己満足の範囲内に収めることをお勧めします。走ることが楽しいクルマです!」
■2015年式 200GT t type P 「多少の短所は有りますが、乗ってみて許せれば、安全性も高いし、良い車だと思います」
ニックネーム:ヨシユー 年式・グレード: 2015年式 200GT t type P 性別:男性(40代) 居住地域:神奈川県
排気量:2.0ℓトランスミッション:AT
平均燃費:km/ℓ(ほとんど一般道、ペース速め)
長所: 動力性能も燃費も良い。街乗り10.5km/ℓ、高速なら15km/ℓ超え。予防安全性能高く、ICCも日常的に使えて便利。ブレーキの効き、ダストの少なさ。エアコンは良く効き、シートヒーターのオートモードは便利。
短所: ラジエーターファン回転時のこもり音と振動、普通のアイドル振動も悪い。電動油圧パワステは高速で修正操舵が多く、疲れる。ナビやオーディオ、空調の操作系のレスポンスが悪い。
評価
外観:★★★★★ 気に入ってます。大きいホイールが似合う。
室内:★★★★☆少々古さを感じるのと、助手席のフロア高い、後席の座面高い。前車の3シリーズのほうが、着座感は良かった。
走行性能:★★★★☆ワインディングも楽しめ、動力性能も良いですが、直進が疲れるのがマイナス。
燃費性能:★★★★★ 期待以上でした。
装備:★★★★★ 買った時は満足。今はApple car playが欲しい。
満足度:★★★★☆細かい不満は有りますが、概ね満足です。
このクルマの購入を検討している人にひと言 「多少の短所は有りますが、乗ってみて許せれば、安全性も高いし、良い車だと思います。その証拠にもうすぐ買い替えますが、次も同じスカイラインの400Rです」
■2014年式 350GT Four 「これから、このような車は出てこないと思う」
ニックネーム: M.Shimizu 年式・グレード:2014年式 350GT Four 性別:男性(50代) 居住地域:神奈川県
排気量:3.5ℓトランスミッション:AT
平均燃費:12km/ℓ
長所:ハイパワーなのに燃費がいい。エンジンが良い。高回転でのスムーズさ、音がいい。運転支援システムが優れている。
短所:ナビが使いにくい。文字入力が遅い。スピーカーの載せ替えが難しい。システムの起動が遅い。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★★☆☆☆ ACCは満足だが、ナビがダメ。
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言 「これから、このような車は出てこないと思う」
12代目 V36型 (2006-2014年)
12代目にあたるV36型は2006年にデビュー。魅惑・洗練・高性能」をコンセプトに、新たに「VVEL」を組み込んだV6エンジン、さらなる高剛性ボディ、アルミ高強度材を多用した新設計のサスペンション、世界初の4輪アクティブステア(4WAS)など、スカイラインらしく多数の新機軸を導入しつつ、洗練度を高めた内外装でも好評を博した。今回のアンケートでは、残念ながらオーナーが見当たらなかった。
11代目 V35型 (2001-2006年)
2001年発売の11代目にあたるV35型は、歴代のDNAを重視しながらも「21世紀の理想のプレミアムスポーツセダン」をテーマに、直列6気筒エンジンを廃して小型軽量なV6エンジンをフロントミッドシップに積む「FMパッケージ」の新世代GTカーへ進化した。前後重量配分52:48による高い操安性や乗り心地など格段にアップデートされた内容で、往年のスカイラインを知らない海外市場からも絶賛された。 初期は2.5ℓと3ℓのVQ型直噴エンジン搭載のセダンからスタートし、翌2002年に3.5ℓの「350GT-8」を追加。これは世界でも日産だけが採用した「エクストロイドCVT」に日本初のパドルシフトを組合せ、8速MTのようにダイレクトな運転感覚を誇った。
■年式不明 350GT 「いい車なので乗ってください」
ニックネーム:マムぽん 年式・グレード: 年式不明 350GT 性別:男性(40代) 居住地域:宮城県
排気量:3.5ℓトランスミッション:AT
平均燃費:10km/ℓ
長所:結構燃費良い。
短所:ドアが重い。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★★☆☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言 「いい車なので乗ってください」
10代目 R34型 (1998-2002年)
1998年5月に登場した10代目にあたるR34型は、先代のR33型よりもボディサイズを縮小、同時に剛性を大きく向上させたボディは”DRIVING BODY”と名づけられ、誰も体験したことのないスポーツドライブの感動を提案していた。フットワークに優れた運動性能を獲得しつつも、車内はR33型と遜色ない広さを実現している点も特徴。1999年1月には、期待のGT-Rがデビューしているが、後継のV35型からは「スカイラン」と「GT-R」とをハッキリと分化させたため、これがスカイラインとしての最後のGT-Rとなっている。
■2001年式 25GT-V 「RBエンジンが心地よいドライブを演出してくれます」
ニックネーム: つばさ 年式・グレード: 2001年式 25GT-V 性別:男性(30代) 居住地域:大阪府
排気量:2.5ℓトランスミッション:MT
平均燃費:10km/ℓ
長所:直6、RBエンジンサウンドが素晴らしい。
短所:特になし。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★☆☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言 「RBエンジンが心地よいドライブを演出してくれます」
■2000年式 20GT セダン 「パワーはないけど街乗りでも楽しいです」
ニックネーム:しん 年式・グレード: 2000年式 20GT セダン 性別:男性(40代) 居住地域:神奈川県
排気量:2.0ℓトランスミッション:MT
平均燃費:10.7km/ℓ(郊外の通勤)
長所:素のエンジン+MT+FRの運転の楽しさ。長距離ドライブでも疲れにくい。4ドアなのでそこそこ乗せられる。
短所:後席が狭い。静粛性が今の時代としてはあまり良くない。ボディサイズが華奢(特に車幅)。
評価
外観:★★★★★ 古臭いが古典的なFRの美しいプロポーションである。
室内:★★★☆☆ 狭いし、デザインは古臭い。
走行性能:★★★★☆ 2.0ℓ NAだが軽快で楽しい。低ギア段でのドラビリは今ひとつ。
燃費性能:★★★★☆ 運転が楽しい割には良いと思う。
装備:★★☆☆☆ 古い車なので仕方がないが、後付けナビなどでなんとでもなりそう。
満足度:★★★★★ 実用性、安心感、運転の楽しさが両立できていて大満足。
このクルマの購入を検討している人にひと言 「パワーはないけど街乗りでも楽しいです」
9代目 R33型 (1993-1998年)
GT-R以外は5ナンバーサイズ枠に収まっていたR32型の後継として1993年に登場したのが9代目 にあたるR33型。「卓越した走りの本流グランドツーリングカー」をコンセプトにボディサイズが大型化し、すべてのラインナップが3ナンバー・サイズとなった。 エンジンは2.5ℓを主体に4種類が用意され、2.0ℓのRB20E型は下位グレード用として採用されている。 1996年には大がかりなマイナーチェンジを受け、1998年まで生産された。意外と知られていないが、ニュルブルクリンクのタイムアタックでは先代R32型のタイムを約21秒も短縮する7分59秒887を記録、劇的進化をアピールしている。今回のアンケートでは、残念ながらオーナーが見当たらなかった。
8代目 R32型 (1989-1994年)
8代目にあたるR32型は、1989年5月に「超感覚スカイライン」のキャッチコピーとともに発売された。この世代最大の話題は16年ぶりの「GT-R」復活だったが、全体にわたりスタイリングから足まわりなどの機構部分に至るまで完全に刷新され、運動性能を重視して小型化したことで「スカイラインらしさへ回帰した」と多くのファンの心をつかんだ。車型はピラードハードトップスタイルの4ドアセダンと2ドアクーペの2種。 初期ラインアップには2.6ℓ直6・DOHCツインターボエンジンを搭載するGT-Rを筆頭に2ℓ直6ターボ車と1.8ℓ 直4OHC車があり、1991年、これに新開発の2.5ℓ直6エンジンを搭載した「GTS25」が加わった。
■1992年(平成4年)式 GT-R 標準車 「第2世代GT-Rが好きな人は是非どうぞ。気軽に所有する車ではないので覚悟が必要ですが」
ニックネーム: T.Yanaka 年式・グレード: 1992年(平成4年)式 GT-R 標準車 性別:男性(50代) 居住地域:茨城県
排気量:2.6ℓトランスミッション:MT
平均燃費:6km/ℓ(街乗りと高速半々)
長所:RB26エンジンの心地よさ。
短所:鋳鉄ブロックの直6は重い。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★☆☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★☆☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言 「第2世代GT-Rが好きな人は是非どうぞ。気軽に所有する車ではないので覚悟が必要ですが」
■1992年(平成4年)式 GTE 「非力と言われるが、街乗りでも踏み込めて楽しい」
ニックネーム:みっつー 年式・グレード: 1992年(平成4年)式 GTE 性別:男性(30代) 居住地域:東京都
排気量:2.0ℓトランスミッション:MT
平均燃費:9.8km/ℓ(都内8割、郊外ドライブが2割)
長所:非力と言われるが、街乗りでも踏み込めて楽しい。メーター類が運転席に向いていてコックピット感がある。車両重量が軽いので、動きが軽快。
短所: PCDが114.3の4穴ホイールなので、交換できるホイールの選択肢が少ない。
評価
外観:★★★★☆ 曲線の多いデザインで気に入っている。
室内:★★★★★ 運転席周りのスイッチなどが運転席に集約されており、コックピット感があってよい。
走行性能:★★★★☆ SOHCの2ℓのNAなので、絶対的な速度はないですが、街なかでも回転数を引っ張ったりして楽しめます。
燃費性能:★★★★★ 学生の頃から乗っていますが、GTEはレギュラー仕様なのでガソリン価格が高いときは助かりました。
装備:★☆☆☆☆ もともとついていないです。オーディオを入れ替えてBluetoothで携帯と繋ぎ、ナビの代用としています。
満足度:★★★★★ 走って楽しいですし、5ナンバーでどこでも駐車できて、無理すれば5人乗れるので、使い勝手は良いです。
このクルマの購入を検討している人にひと言 「GTEは廉価版スカイラインと言われることもありますが、直列6気筒エンジンで振動もなく、吹け上がりも滑らかで気持ちがいいです。絶対的なパワーはないですし、SOHCなので社外キットのターボ装着でのパワーアップはできませんが、その分車体の色々なところに余裕があるのか、致命的な故障は起きていません。中古車価格も他のR32と違って高騰していませんし、指定燃料もレギュラーでお財布にも優しいです。R32スカイラインに乗ってみたいという方は候補に入れても良いと思います」
■1990年式 GT-R 標準車 「スカイラインを語る上で欠かせない車に乗れる満足感」
ニックネーム:ぬらりひょん 年式・グレード: 1990年式 GT-R 標準車 性別:男性(50代) 居住地域:神奈川県
排気量:2.6ℓトランスミッション:MT
平均燃費:7.98km/ℓ(神奈川県中部から箱根大観山の往復がほとんど/246号→箱根→1号)
長所:スカイラインを語る上で欠かせない車に乗れる満足感。ワインディングロードを走った時の人馬一体の操縦感。直列6気筒のスムーズなふけ上がりとパワー感。
短所:直進安定性が意外とよくない。燃費はどう頑張っても9km/ℓを超えない。プロジェクターヘッドライトがメチャ暗い。
評価
外観:★★★★★ フロントからリヤまで通ったウエストラインがのびやかでgood。
室内:★★★★☆ 囲まれ感がほどよいコクピットとシートのフィット感がgood。
走行性能:★★★★★ ドノーマルだが私のテクでは十分。ショックはちょっと硬すぎかな。
燃費性能:★★★☆☆ 街乗りでも高速でもあまり差がない。でもまあこんなものかな。
装備:★☆☆☆☆ ABSだけ!
満足度:★★★★★ 他にほしい車が見つかりません。
このクルマの購入を検討している人にひと言 「もう30年たつ古い車なので維持費は相当の出費を覚悟しないとダメ。性能もすべてに劣るので期待しちゃダメ。名車を所有することで満足感を得られる人向き。ぜひグチャグチャいじるのではなくノーマルにこだわって後世に伝える気持ちで乗ってほしい」