【2021年の推しカー|日産ノート オーラ NISMO】騙されたと思って一度乗ってみて欲しい!(まるも亜希子)

日産ノート オーラ NISMO
日産ノート オーラ NISMO
2021年1月〜2021年12月の1年間に発表・発売されたニューモデルのなかから、「このクルマが好きだ!」と推しのクルマを個人的な観点から選出していただくこの企画。まるも亜希子さんが選んだ3台は、アウトランダーPHEV、ゴルフ ヴァリアント、ノート オーラNISMOとなった。

TEXT●まるも亜希子(MARUMO Akiko)

第3位:三菱アウトランダーPHEV

「あまりの上質さと滑らかさで欲しくなった!」

威風堂々としたデザインがまず、すごく好み。新世代プラットフォームを採用して、ボディやシャシー、パワートレーンなどすべてが刷新されて、試乗した際にあまりの上質感となめらかさ、乗り心地の良さに「欲しい!」と思った1台です。

1回の充電で87km(WLTCモード)のEV走行が可能となり、大きなトピックは超絶に進化したS-AWCをはじめとする四輪制御技術。タイヤが常に先回りしたセンシングを行い、なにかコトが起こる前に制御をするという、世界でも類を見ない技術は圧巻です。

7つの走行モードがダイヤル一つで切り替えられて、それぞれの楽しさ、ワクワク、安心感を提供。今回から5人乗りに加えて、3列シート7人乗りが登場したので、ファミリーでミニバン代わりに使うのも良さそうです。

三菱アウトランダーPHEV
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第2位:フォルクスワーゲン・ゴルフ ヴァリアント

「700km超のロングドライブも不満なし。さすが欧州仕込み」

1974年の誕生からずっと、世界中のコンパクトカーがベンチマークとしてきたゴルフが、8世代目になりました。フォルクスワーゲン初の48Vマイルドハイブリッドを採用したということで、賛否両論あるようですが、私は二度にわたって感心した出来事が。

一度目は、試乗会の日が台風接近による嵐のような天気で、なんとか借り出して新東名高速に入ったんですが、1.0Lモデルのベーシックグレードだったのに、雨がガラスに当たる音以外はものすごく静かで、ロードノイズもエンジンノイズもほとんど聞こえない上質な空間にビックリ。横風にも負けない安定感、しっとりとした乗り心地にも感心し、ここまでのレベルを達成している国産コンパクトは、まだないかもしれないと感じたのでした。

そして二度目は、ヴァリアントを借りて東京から岡山まで700km超をドライブした際に、運転の疲れもほとんどなく、後席でも快適だったこと。これだけのロングドライブを不満なくこなせるコンパクトカーは、さすが欧州仕込みです。

一つだけ、インターフェースの操作だけは私は最後まで慣れることができなかったのですが、それ以外は文句なしの1台でした。

フォルクスワーゲン・ゴルフ ヴァリアント
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第1位:日産ノート オーラ NISMO

「間違いなくGT-Rのスピリットが入っている」

もちろん、通常のノートe-POWERも、中谷美紀さんがCMをしているノート オーラもおすすめなんですが、例えば本当はGT-Rが欲しいけど高いし、家族もいるし、燃費も悪いから無理だな、とあきらめている人。そんな人は、騙されたと思ってノート オーラ NISMOに乗ってみたらどうでしょうか。

間違いなく、GT-Rのスピリットが入っていることを感じるはずです。だって、開発しているのが同じエンジニアなのですから。モーターという自由自在の道具を使って、見た目からは想像もつかない過激かつ魅力的な世界観を実現しています。サーキットで1コーナーを曲がった瞬間からもう、笑いが止まらないくらい楽しめます。まさに新世代のスポーツカーです。

日産ノート オーラ NISMO
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ジミーチュウの斜めがけバッグです。数年前から、女性たちの間ではコンパクトなバッグが流行っていて、その大きさはどんどん小さくなっていってるんです。私は昔から「何が入ってるの?」と聞かれるほど荷物が多くて、それを常に持ち歩くせいで肩こりにも悩まされ、どげんかせんといかん!と思っていたんですね。

そこで、せっかくなら流行りの小さなバッグに貴重品だけを入れて、そのほかの荷物はクルマに置いて行動すればいいのだ、ということにしてみたところ、これが大正解。大好きなブルーと、星が散りばめられたデザインも気に入っています。

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著者プロフィール

まるも亜希子 近影

まるも亜希子

カーライフ・ジャーナリスト。20年以上に及ぶ国内外での取材経験を生かし、雑誌・ウェブサイト・ラジオ・…