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随時改良で選択肢を大幅拡充 グレードラインナップは随一
2017年末に発売され、その後「開発プロセスが終了して完成したアイテムは、定期改良というタイミングを待たずに販売中のモデルに随時投入をしていく」というマツダ車の流儀に基づいて、エンジンの性能アップなど数度の商品改良を経ながら現在に至っているのがCX-8。
エクステリア
発売当初は圧倒的なクルージング性能と優れた燃費を両立させた2ステージツインターボ付きのディーゼルエンジンのみを搭載することも大きな特徴であったものの、後にターボ付き/ターボなしのガソリンエンジン仕様も設定するなど、選択肢を大幅に広げていった。
インストルメントパネル
そして今では数あるマツダ車の中にあっても現在では独自の存在感をアピールするモデルへと成長を遂げている。リヤのスライドドアが必須と言わ れる、いわゆるミニバンの市場からは撤退したマツダだが、逆にそうとは見えないエクステリアデザインの中に3列シートのレイアウトを成立させているのが、CX-8ならではという人気の大きな理由のひとつでもあるはず。
居住性
あくまでもSUV然としたルックスの持ち主でありながら、3列目ポジションが「意外に使えるスペース」であるのも見どころ。1列目、2列目には見劣りをするものの、大人ふたりがさほどの苦もなく過ごすことができる空間が捻出されている。
うれしい装備
月間登録台数 1552台(21年10月〜22年3月平均値) 現行型発表 17年9月(新エンジン追加 22年1月) WLTCモード燃費 15.8 km/l ※「XD」系のFF車
ラゲッジルーム
誕生以来すでに5年目ということになるモデルだが、〝旧さ〞を感じさせるような部分は皆無。現在でも「最新モデル」としての仕上がりを味わうことのできる実力者だ。
※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.141「2022-2023 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。
http://motorfan-newmodel.com/integration/141