テインの最新車高調装着車両に乗って、サーキットを試乗!【いまどきフットワークチューン #002】

ミニバンに効果的! テイン車高調の「ジャーク理論」って乗り心地に効くの?

車高調やエアサスなどのフットワークチューンは
クルマの乗り味やスタイリングを変化させる重要アイテム。
各メーカーからリリースされる新作モデルはこだわり派も満足させる注目パーツが勢揃い。
極上の乗り心地やスタイルを狙うなら、見逃せない今時フットワークチューンをお届け!

〝ジャーク理論〟採用のEDFC5はステージ問わず快適&快速無双!

万を持して発売されたテインEDFC5。モーター音が静かになり、液晶が見やすくなるなど進化を遂げた。しかし真骨頂は新たにジャーク制御が取り入れられたこと。といっても筆者のように理解不能なひとが大半だろう。そもそもジャークとはなにか? 端的にいうと「時間あたりの加速度の変化率」。ジャーク制御モードにすると、刻々と変化していくGの移り変わりに応じて減衰力が最適になるように自動調整してくれるのだ。

例えばカーブを曲がる時、ハンドルを切った瞬間にGが一気に立ち上がる。それに合わせてフロント外側の減衰力を高めてクルマの傾き(ロール速度)を抑制。対角線上にあるリア内側は柔らかくして荷重が抜けないように……といった具合。Gの変化に応じて4輪それぞれの減衰力を最適に制御してくれる。

論より証拠。その走りを体験すべくサーキットにやってきた。あいにくの雨に少々ビビりながら、まずはジャーク制御を効かせてコースイン。あれ、意外にちゃんと走れるじゃないかと徐々にペースを上げていく。数周したのちに減衰力を固定状態にしたら、驚くほどまともに走れなくなった。おなじ調子で運転しても、おなじ走行ラインをトレースできないのだ。てんてこ舞いになり、ようやくジャーク制御に助けられていたのだと気がついた。色々なクルマに試乗したが、車重のあるミニバンのほうがジャーク制御の恩恵が大きいと感じられた。最新ダンパー制御の実力、侮りがたしだ。

キャンバー調整もできるフルスペックモデル

トリプルチューブ採用の次世代ダンパーを開発中!

いまどきフットワークチューン まとめはこち

STYLE WAGON(スタイルワゴン)2023年8月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

芝浦工大と産学連携。加速度を微分してモーターを制御! テインの車高調+EDFC5は乗り味最強!【新車&新作パーツを総力レビュー】

続々と登場する新型車や新作パーツは、どれも魅力的なモノばかりだけど「実際どーなの?」って気になる人も多いハズ! そこで今回は、スタワゴ編集部がいま話題の新車からワークス系チューニング車両や、気になる最新パーツを実際に「乗って」「試して」大調査! 2023年も注目されること間違いナシのクルマ&パーツをチェックしよう!

テインとMTG宮城がコラボだったの! 新型シエンタ用アップサスは、ちょいアゲに最適です|TAS2023

コンパクトなボディサイズと両側スライドドア、そして荷室の広い2列シート車もラインナップすることで、幅広いユーザーから支持を集めているトヨタ シエンタ。旧型はモデル後半で追加された「ファンベース」グレードやアースカラーのボディカラーを標準設定したことで、アウトドアレジャーにもよく似合うアゲ系カスタムを施しているユーザーも増えているが、宮城トヨタは早くも新型シエンタをベースとしたチョイアゲ仕様を東京オートサロンに持ち込んだ。

エントリーモデルとしても最適な車高調! 価格を抑えたいけど品質にこだわりたい人は必見!!|テイン・FLEX Z

テイン車高調シリーズの中で、価格以上の価値を持つフルスペック車高調の「フレックスZ」。突き上げ感を抑えた複筒式に、独自のアドバンスニードルを採用した減衰16段調整でステージに応じた絶妙な乗り味セッティングも可能。EDFCも用意するなど角調整も魅力だ!

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