サイズ変更のメリットとデメリットとは?「トヨタ・ランドクルーザー250」のタイヤ&ホイール、最適解は何インチ!?

【トヨタ・ランドクルーザー250 カスタムガイド Vol.1】

プロのアドバイスで、ベストな方向性が見えてくる

まだまだ入手困難なプレミアムカーではあるものの、街中を走る姿も徐々に見受けられるようになってきたランドクルーザー250。それだけに、せっかく手に入れたからには他車に先んじてカスタマイズも楽しんでほしい。もちろん「やるからにはカッコよくしたいし、オリジナリティも出したい」と思っているオーナーは多いだろう。一方で、「何をどうしたらいいのか、どこから手を付けていいのか分からない」というオーナーも少なくないはずだ。そこで今回は、ラダーフレームの代表であると同時にB4Lのスタッフでもある片瀬さんに250の足まわりから外装、内装に至るまで、どこをどうイジることで愛車が映えるようになるのかを聞いてみた。

「やはりと言いますか、はじめの1歩は足まわりですよね。土台となるタイヤやホイール、リフトアップスタイルをバチッと決めた上で、外装や内装のパーツ選びを存分に進めていきましょう」。

なんとも頼もしい言葉。そんな心強い先生と一緒に、カスタマイズの階段を登って行こう。

【STEP 1】タイヤ&ホイールの選択肢

まず気になるのは、250にはどのようなタイヤやホイールが履けるかということ。ここでは各サイズについて、メリットやデメリットなども聞いた。

【18インチ】ホイールもタイヤも充実、スタイルアップのメインストリーム

純正と同サイズということもあり、ホイール選びの基本と捉えたいのが18インチ。「特にオフ系モデルならば、“選びたい放題”と言えるほどメーカーやブランド、デザインのバリエーションが豊富です。先を見据えたカスタムも大事なのですが、まずはここから始めるのがいいでしょう」とマイスター・片瀬さんも太鼓判を押す。一方でタイヤに関しては、オススメのメーカーとしてトーヨータイヤなどが挙がったが、サイズのラインアップに関しては少なさを気にしていた。「例えばトーヨータイヤのオープンカントリーの場合、M/T、R/T、A/Tとありますが、オススメサイズの275/70はM/Tにしか用意されていなかったりします。同じシリーズのタイヤでも意外と網羅されていないことがあるので、いざ選ぶ際に注意してほしいですね」。

●オススメタイヤメーカー…トーヨータイヤ、ヨコハマ、ニットー
●オススメタイヤサイズ…275/70
●オススメホイールサイズ…18×8.5J+52

【17インチ】手間を惜しまず実を取る?小径化に必要なもの

18インチに次いで、片瀬さんが推していたのが17インチ。小径化することでタイヤが肉厚になり、その分オフ感を高められるという明確な理由があるからなのだが、一方ですぐに飛びつけない事情もある。「オススメのタイヤサイズとして挙げた285/70はインナー無加工でも履けるのですが、20から30ミリほど純正フェンダーからハミ出るようなサイズでないと、ホイールとキャリパーが干渉する可能性があります。そのため、オーバーフェンダーの装着が必須になります。ディーラー入庫される場合は、事前にしっかりと『オバフェン可or不可』を確認しておく必要があります」。

●オススメタイヤメーカー…トーヨータイヤ、ヨコハマ
●オススメタイヤサイズ…285/70
●オススメホイールサイズ…17×8.0J+20

【20インチ】優雅に街をクルージング、モデリスタに習って考えよう

モデリスタのパーツラインアップに20インチホイールがあるように、インチアップという部分においてはひとつの指針になるのがこのサイズ。「メーカーがうたっているように、シティオフローダー的な見せ方にこだわると自然とカッコいいスタイルになると思います」。

【22インチ】ラグ系もターゲットにきらびやかさも追求を 

さらなる大径化という部分では、22インチはどうなのだろうか。「扁平も薄くなっていきますから、タイヤというよりもホイールで魅せていくという感覚でパーツを選んでいくといいと思います。ラグジュアリー系やエレガント系など、幅広く楽しんでほしいですね」。

取材協力【B4K】

住所:群馬県前橋市高井町1丁目13-10
電話:027-225-2414
営業時間:10:00〜18:00(月曜定休)

トヨタ・ランドクルーザー250 カスタムガイド まとめはこちら

STYLE RV(スタイルRV) Vol.181 トヨタ ランドクルーザー250

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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