LJ20をお供に!? リアルGクラスを目指したシエラがアワードに!
夫婦でジムニーを所有する石井ファミリー。しかし夫の孝幸さんは360ccのLJ20、妻の美穂さんはJB74シエラと、クルマの年式の年の差夫婦車はかなり珍しい。
今回は美穂さんのシエラがスタイルワゴン賞のアワードを獲得。入賞の決め手は作り込みを見れば一目瞭然で、細部まで妥協のないGクラス仕様。スタイルコンテストのエントリー車両は人気のオフロードスタイルが多い中、会場でひと際目立っていた。しかもよりリアルなGクラス仕様を目指し、最も実車の雰囲気に近かったというドバイのファストスピード製ボディキットを直輸入。シエラでは珍しいビッグサイズの18インチホイールも同社の製品で、高価な鍛造。ドアミラーやウインカーなど細かい部品はGクラス純正品を使うという徹底ぶり。さらにエアフォースのエアサスを組み、低さでも存在感をアピール。ポン付けでは思うように落ちなかったので、足まわりを加工してさらにローダウン。
一方孝幸さんのLJ20は昭和47年式。沖縄の米軍向けに試作で15台生産されたうちの1台。左ハンドルなのはそのためである。しかし諸事情で結局市販化はされず、現存するのはこのクルマだけというから超レア。またLJ20は大半の個体が幌ボディで、バンは意外と少ないところもオーナーのお気に入り。ボディに関しては購入した時から触っておらず、キズやサビなどは当時の「味」としてあえて残している。どちらもこれからも大事に乗り続けて欲しい。
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主要SPEC
●ホイール:ファストスピードフォージド18インチ ●タイヤ:グッドイヤー・イーグル(i 235/50R18)●エクステリア:ファストスピードゲレンデキット ●チューニング:左右サイド2本出しマフラーゲレンデタイプ ●足まわり:エアフォースエアサス






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STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年5月号 No.353より
