走りに磨きをかけた〝ダークプライムS〟誕生!!
次期型はいつ!? と叫ばれ続け、気が付けば登場から20年がすぎた200系ハイエース。たび重なる改良で現在8型まで進化しているが、そんななか登場した“ダークプライムS”は、200系史上最強の走れるバン!? なんて声も聞こえる特別仕様車だ。
ベースとなるスーパーGLとの違いは数多くあるが、真っ先にお伝えしたいのはなんといってもエンジンだろう。2.8Lディーゼルのパワーとトルクが、モデル末期と噂され始めてから久しいこの時期になんと上昇!! トルクに至っては約10%も向上と、違いが確実に体感できるほど変わっているのだ。そんなエンジンに呼応するように、前後サスにも手が加えられており、“空車状態でもしなやかで心地いい”を追究すべくダンパーを専用品へ変更。ストレスを軽減した、過去最高といえるパフォーマンス性を獲得している。
もちろん見た目の違いも満載で、外観ではグリルを筆頭とするメッキ類がプラチナサテンカラーとなり、ヘッドライトがLEDのクリアスモーク仕様に。内装ではインパネやシフトノブ、ステアリングにカーボン調の加飾が施されたほか、シート表皮も特別刺繍入りの限定版となるなど、空間全域でダークな雰囲気が上昇。ピラーや天井が、グレーからブラックへとシブく変わっている点も見過ごせない。
そのほかにも、通常オプションとなる両側電動スライドドアが標準化と、過去もっとも完成された1台といえる仕上がりとなっている。

TOPICS
・1GD-FTVディーゼルエンジンを高出力化
・専用ショックアブソーバーを採用
・クリアスモーク仕様のLEDヘッドランプ
・インパネやシフトノブをカーボン調仕上げ
・価格は420万円(2WD)、 450万1200円(4WD)

















STYLE RV(スタイルRV) Vol.183 トヨタ ハイエース No.40より
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