ドロドロの悪路も余裕! APIO×プロドライバー・青木拓磨氏が開発したがサスペンション“ゼロライズ”は、『ジムニー』のポテンシャルをさらに引き出す!!

車高を変えずに走りを変える!

ジムニーに限らず四輪で大地を駆るクルマにとって、もっとも重要なファクターとなるのが足まわり。中でも搭乗者の感性に訴えかけるのがサスペンションであり、スプリングでギャップを吸収し、ショックアブソーバーで減衰する役割を担っている。

そんなクルマにとっての生命線ともいえるサスペンションは、ノーマルを基準に車高を上げたり下げたり、硬くしたり柔らかくするのが基本。なかでもオフロード走行が重要視されるクロカン車であるジムニーの場合、車高をアップさせるのが常套手段とされているが、ここで紹介するAPIOのZERORISEはひと味違う。

ジムニーが本来持ち合わせている基本性能、いわゆるディメンションを最大限有効活用すべく車高はノーマルをキープ。そこに魔法のバネとも言えるコイルスプリングを組み合わせることで、一般道から林道までシチュエーションを問わず「楽しく走れる」アシを具現化しているのだ。

開発にあたっては「サスペンションの駆け込み寺」との異名も持つ国政久郎氏が率いるオリジナルボックスが担っており、代名詞でもある「スーパーノーマル」コンセプトを徹底。豊富に蓄積されたノウハウを投入し、バネレート的にはノーマルより高められているものの可動性を徹底的に向上させている。

また、製品の最終的な味付けやチューニングに関しては、車イス生活ながらもプロドライバーとして活躍する青木拓磨氏が担当。ノーマル車高ならではの乗降性をキープしながら悪路走行も両立するポテンシャルに舌を巻いておりました。その凄さは青木氏のYouTubeでも紹介されているので、そちらもチェックしてみて下さい。

ジムニー用スプリングの最適解はコレ

突き詰めるのであればショック付き

数々の偉業を成し遂げてきた青木拓磨

車幅を狭くした『シエラ』のメリットって? テーブルにも変身するデッキも便利!!

【スズキ・ジムニー最新カスタマイズ #007/APIO】

ヨシムラとのコラボも! 技術力に圧巻! ジムニーのスペシャリスト「APIO」の内外装&エンジンチューン

・オフ系ホイール「ワイルドボア ベンチュラ」にロゴ入りセンターキャップを導入 ・ヴィンテージアイアングリルとIPF製マーカーランプが好相性! ・チタングレーのマフラーは、ヨシムラとのコラボモデル ・『トツゲキECU』でジムニーの性能をより引き出す

奥様のためにフルコンプ! 蛍光グリーンがどこでも映えまくる『ジムニーシエラ』、軽量鍛造ホイール“A LAP07X”で走りのパフォーマンスも向上!!

【レイズファンミーティング2025 #013】 毎年恒例となるレイズファンミーティングが、4月20日に富士スピードウェイで開催された。参加車両はなんと800台オーバーと、昨年を上まわる盛況ぶり。ジャンルを超えて愛されているレイズだけに、会場には多彩なスタイルのクルマが並んでいたぞ。

HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.284 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ&ジムニーノマド No.16より

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